1句と2首(7)傘の行き交ひ 昨日に続き、初期ノート(35年くらい前)より(127)、1句と2首(7)をアップします。 出勤の傘の行き交ひ寒き雨 間もおかず話し続ける女ひと 六十路と聞きぬ淋しかるらむ 金のこと思へば心うなだれる三月の雨の朝にあるかな