3首と1句(1) | 新サスケと短歌と詩

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短歌と詩を公開します。

 昨年9月17日よりのテーマ「初期ノートより」の元本には、「創作ノート vol.2」と記されていました。今、載せられる記事が尽きて、段ボール箱を捜した所、それに先行する「創作ノート vol.1」を見つけました。約35年前のノートです。これも記念と、少しずつアップして行きます。


段々と右傾してゆく世の中を見つめてをりぬ苛立たしくも


猫ならぬわが身なりとは思へどもただ横になる炬燵にもぐり


愛し児の泣き声すなり妻ととも風呂に入りて熱きなるらし


愛し児の寝息たてたり雪明り