少年詩「地球」 | 新サスケと短歌と詩

新サスケと短歌と詩

短歌と詩を公開します。

段ボール箱の山を崩していたら、高校生時代の手書き詩集(大学ノートに)、「トンビのうた」が出て来た。この詩集の記憶はあったが、散逸したかと思っていた。

31編の詩は、ほとんどこれまでに、ここへアップ済みである。

新しく発表できるのは、以下の1編だけである。


  地球

    新サスケ


死の近い神様は

ご自分の心を取出して

それに何かこまごましたものを

乗せると

星々のきらめく宇宙にひっそり

お放しになりました

それはほたるのように

ぽうっと光りながら

さまようてゆきました