4月号・不提出歌④5首 | 新サスケと短歌と詩

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短歌と詩を公開します。

昨日に続き、4月号・不提出歌④5首を載せます。


元朝に受信マークの点きをりて電波時計は正常である

「嫁はんが困る位に長生きをしやうぢゃないか」と兄に告げたし

ひと嵐去りたる心地 二年ぶり子が帰省して昨日戻りぬ

テレビより女の悲鳴聞えきぬサスペンスドラマ妻は観るらし

土曜日の午後に灯油を買ひて来ぬ惜しみなく焚くファンヒーター