新サスケ「捨つるも惜しく Ⅲ Ⅳ」僕の第1詩集「みだれた足跡」より、2編を紹介する。 「短詩篇」の「捨つるも惜しく」の章よりである。 捨つるも惜しく 新サスケ Ⅲ(過去) 暗い海に 荒い波がうねる 小舟を あやうくあやつる私 Ⅳ(少年時代) 夜の虫が鳴いている かつては 私も しきりに 詩を鳴いた