「体調を」以下7首 | 新サスケと短歌と詩

新サスケと短歌と詩

短歌と詩を公開します。

「コスモス」11月号分・詠草を、8月18日に作成し、19日(日曜日)に投函した(毎月22日・締切)。

その際の、未提出歌を、7首ずつ紹介してゆく。


体調を崩し籠れり部屋うちに寝転びをれどからだの辛し

服薬に胃の腑の荒るる年月か今夜はいたく気分のわろし

土曜日の夜に体調悪くなる連休明けの水曜日を怖づ

蟬の声せぬわが庭を訝しむ例年ならば鳴き初めゐるに

連休の初め二日を家籠り過しぬ明日は本屋へゆかむ

外つ国へ行きしことなし沖縄と北海道へ行きしことなし

追ひ払ふ者を嘲るごとくにも操車場へと烏は出入りす