「『嬉しいな』と」以下7首 | 新サスケと短歌と詩

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短歌と詩を公開します。

昨日に続き、非提出歌、7首を紹介します。


「嬉しいな」と院長が言ふ「少しだけいいようです」と我の応(いら)へに

ネットでは本因坊戦を無料にて生中継す解説付きに

トイレへとタオル届けし戻り路ことさらゆつくり歩きてみたり

目印の回転灯は鬱陶しぴかりぴかりと窓に映りて

作業場をわれはうろうろ何者か安サラリーのサボリーマンさ

気を配り辛抱づよき彼なれどときに頑固となる癖がある

眠らむとして寝付かれず起き出づる悲しきさがよ日付の替る