詩「ふたり暮し」僕のソネット詩集「光る波」より、次の作品を紹介する。 ふたり暮し 新サスケ 妻が蟹料理を食べに行った夜 僕はネットの麻雀に惨敗し 自分で風呂湯を沸かして浴び 先に寝た 明くる朝 寝床の中の僕に 「あんたぁ もう七時やざぁ もう起きてるんかぁ お菓子あるでのぉ テーブルに」 「蟹 食べなんだで 冷蔵庫にあるでのぉ 食べればいいよぉ」 なぜそんなに優しくするんだ 疑うのではなく しがないこんな僕に