右京さんの言葉 | 元気な障害者

元気な障害者

2004年発症。当初はうつ病の診断。転院を繰り返し、発症から10年目で初めて双極性障害という言葉を知りました。休職、復職後、2016年3月に定年退職。2017年7月から障害者枠のパート勤務。
病気のことだけでなく、日々感じたことを書いています。

『どんなに不本意な人生でもそれに立ち向かうことでしか、本当の幸せは得られませんよ!』

 

杉下右京。

水谷豊さんが演じるドラマ「相棒」の主人公。

 

私の病気の症状が重かっとき。

テレビも見られなかったとき。

大好きな「相棒」も何日かに分けて細切れに見るのがやっとだったとき。

自棄になり、「なんでこんな病気に」「何故こんな思いをしなくてはならないのか」「こんなはずじゃなかった」などと思っていたとき。

 

そんなときにテレビから聞こえてきたのがこの言葉でした。

ハッと目が覚めた思いでした。

そう。逃げてはいけない。

嘆いていても、病気から逃げていても、何も変わらない。

 

私はこの「立ち向かう」という言葉を「自分を受け入れる」と置き換えています。

ありのままの自分を受け入れる。

それが「立ち向かう」ということだと思っています。

 

右京さんのこの言葉がそんな気持ちを起こさせてくれました。

 

右京さん、ありがとう。