この4月14日(金)に開業した歌舞伎町タワー。
これに合わせて、今、歌舞伎町は「青」。
今月27日まで「歌舞伎町ブルーフェスティバル」という期間になっています。
歌舞伎町の象徴(?)の赤い門は、
今は青。
街灯にも青い旗。
開業初日の夕方は雨でしたが、結構な人出。
エスカレーターを上がって、建物の中に入ると…
フードコートと呼んでいいのでしょうか、かなり…こう言っては失礼だけど、上品とはいえない内装にびっくりとがっかり。
同じ階にはスターバックスも。
ほとんどの席が柔らかな素材で座り心地はいいのですが、ほとんどの店舗にある勉強ができるようなテーブルはありませんでした。
仕事や勉強で長居させないためでしょうか。
その上の階にはゲームセンターも。
噴水を想起させる外観とは裏腹に、う~ん、となってしまいました。
でも、これが「歌舞伎町らしさ」なのかな。
何故「噴水」かというと、歌舞伎町タワーのウェブサイトによると、「水と関わりが深い弁財天が「歌舞伎町弁財天」として街のシンボルになっていることから」とのこと。
でもねぇ…
この弁財天って、
小さな小さな公園で、しかも、通りを隔てた向かいはソープランド。
いえ、ソープランドが悪いとは言いませんよ。
でも、新宿区の条例で客引き行為が禁止されているとはいえ、強引そうな客引きがいたりで、なかなか入って行きにくい区域の中にあります。
さて、歌舞伎町タワーに話を戻して。
ゲームセンターの階をさらに上がってゆくと、体験型のゲームセンター(?)だとか、映画館があったり。
窓からは新しい新宿の風景が見えました。
手前は西武新宿駅。
これまで表に出ることが少なかったですね。
開業最初の週末にはタワー前の広場で催しが予定されていましたが、あいにくの雨で中止になったものが多かったようです。
この広場がいつまで「封鎖」されるのか知りませんが、ここが溜まり場となっていた「トー横キッズ」たちはどこへ行くのでしょう。
確かに危険な感じがする場所だし、風紀上好ましくありません。
早朝にはお酒のせいか、薬のせいか、フラフラだったり路面から起き上がれなくなっている若者の姿も目にします。
しかし、「キッズ」たちがあそこに集まる、居るのにはそれぞれワケがあるのでしょう。
その「ワケ」に耳を傾けることなく、単に彼らを追い出すだけでは問題は解決しません。
「あの」歌舞伎町を安全な場所にするのは不可能かもしれません。
しかし、つぶせる課題はつぶしてゆくべきと思います。
「トー横キッズ」問題はつぶせる、かつ、つぶすべき問題だと思います。
少なくとも表通りだけでは安全な街になって欲しいものです。