写真雑館【写真加工アプリ】 | まさこんの写真雑館

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仕事に遊びに縁の深い新宿の風景、ふらっと出かけた場所の写真、50年前に撮った写真の復元、写真について思うこと、などなど。

このところ、デジタル写真のおもしろさ、楽しさに夢中になっています。

 

なにがおもしろいかというと、撮影そのものはもちろんですが、撮った後に写真の加工ができることです。

そのためのアプリの豊富だこと。

 

撮影については露出や焦点を気にすることなく、構図だけに集中できるのがありがたい。

 

私はiPhone SEを使っています。

この「カメラ」は手前から奥まですべての被写体に焦点が合います。

被写界深度は無しです。

フィルムカメラの時代でいえば、出始めのコンパクトカメラといったところでしょうか。

 

フィルムカメラではどこに焦点を合わせてそれ以外の部分をどのくらいぼかすか、また、狙った通りの色を出すには露出をどうするのが良いか、それらは撮影時に決まりました。

なにしろ、出来てから加工することはできないのですから。

 

大阪城(大阪府)

 

はっきりとは覚えていませんが、この写真は全体の感じからして望遠レンズを使い、シャッター速度をめいっぱい遅くしたものと思われます。

フィルムカメラではこのような写真にすることを想定しながら撮影していました。

 

しかし、私のiPhone SEではそもそもそういうことができない。

ですので、どういう構図にするかだけを考えればいいのです。

 

ということで、今、私がやっていることをまとめてみました。

 

私が最初に驚き、使い始めたのがフィルム写真をデジタル化するアプリです。

ただし、このアプリがデジタル化できるのは「リバーサルフィルム」や「スライドフィルム」と呼ばれるフィルムだけです。

 

私はリバーサルフィルムを中心に使っていましたので、材料はたくさんあります。

 

スライドに背面から光を当ててスマートフォンで撮影します。

写真がアプリに取り込まれ、画像を鮮明にする処理をしてくれます。

 

(大瀬崎灯台:長崎県)

 

アプリではありませんが、フィルムのデジタル化に関してやっていることがもう一つあります。

 

今でも月に一度程度、フィルムカメラで撮影しています。

そのフィルムをヨドバシカメラに持ってゆき、現像と同時にCD化してもらいます。

フィルム写真は撮ったその場で撮影結果を見ることができないのが歯がゆい点ではありますが、それはフィルム写真全盛のときも同じ。

現像に出してから紙に焼き付けた「プリント」ができるまで数日かかっていました。

一方、新宿のヨドバシカメラではフィルムを持ち込んでから1~2時間で仕上げてくれます。

フィルムの時代よりも格段に早いです。

 

(姫路城:兵庫県)

 

さて、アプリに話を戻します。

 

撮った写真の色味を変えたいと思えば、それもできる。

なんと嬉しいことでしょう。

 

この写真の下半身の赤を強調すると、

 

また、今はカラーで撮影することがほとんどですが、それを白黒にすることができるではありませんか!

 

 

さて、私がiPhone SEを使っていて物足りなさを感じていたことは写真の奥行きを出せないことです。

スマートフォンにはそのようなことができる機種があるようなので、そういう機種に買い替えたいとも思っていました。

(経済的な事情でできませんが)

 

 

それが!

ボケを出すことができるアプリがある!

しかも、焦点を当てる場所も、どのくらいぼかすかも調節することができます。

これで私の物足りなさは解消されました。

 

(東京ドーム:東京都)

 

これを白黒にする機能と組み合わせると、

 

あるいは、焦点を合わせる場所を特定の被写体ではなく、丸でも四角でも自由に設定した領域をボカすこともできます。

 

さらには、写真を手で描いた絵のようにしたり、

 

 

何枚かの写真を組み合わせることもできるんですね。

 

 

今のところ私がやっているのはこんなところですが、他にもできることがたくさんありそうです。

 

デジタル写真世代の方々にはどれも当たり前のことなのかもしれませんが、フィルム写真世代の私には驚きでしかないのです。

 

あぁ、素晴らしい。

 

感動ものです。