(新宿駅)
ベトナム戦争中の昭和40年代(1965年ころ)、この広場で学生を中心にした反戦集会が開かれ、反戦を訴えるフォークソングを歌ったり、演説会が開かれたりしていました。
「フォークゲリラ」と呼ばれるその参加者は1万人にもなったと言われています。
この集会に対して、機動隊が投入され、催涙ガス弾によって集会参加者たちを強制排除し、道路交通法違反などで64名が逮捕されました。
今からはとても想像できませんね。
そのときに「広場」の名称が「通路」と改称され、現在も「西口地下通路」が正式名称になっています。
東大紛争など暴力を伴う当時の学生運動が良いとは言いませんが、若者にそれだけのエネルギーがあった時代と言えるのではないでしょうか。