新宿3-6-12
1年中、落語、色物(漫才、コント、曲芸など)の興行をおこなっている定席(じょうせき)の一つです。
東京にはこのような定席がこの末廣亭以外に、上野鈴本演芸場、浅草演芸ホール、池袋演芸場の合計4軒あります。
通常の興行は12時ころから始まる昼席と夕方からの夜席の2部構成で、末廣亭は入れ替えなし。
ですので、その気になれば木戸銭3,000円で12時から21時まで寄席を楽しむことができます。
4軒とも1ヵ月を10日ごとの上席、中席、下席の三つに分けて、内容(番組)が入れ替わります。
大の月の31日は余一会として、独演会や二人会など特別な番組が組まれます。
しかし、正月興行は特別です。
1日を3部に分けて、しかも5分程度で出演者が交代するという大賑わい。
しかもこのときだけは入れ替え制になります。
この5分間で小噺を一つ、二つやったり、世間話をしたりしながら次々と演者が変わります。
新年のご挨拶です。
なお、末廣亭はこのコロナ禍の中、席数制限をなくし、100%客をいれているそうです。
決して広いとはいえない座席に空間。
ちょっと心配ではあります。
私は行きませんが。