日曜日に彼女からLINEの返信が来ました。

 

KDDIの通信障害があったり、旅行に行っていたりで、返信できなかった、と。

旅行に行くなら、何故、一言それを知らせてくれなかったのだろう、などと相変わらず勝手に期待し、勝手に裏切られた思いになり、せっかくの返信を素直に喜べずにいました。

 

でも、

 

「またかよ!」と思われてしまうと思いますが、また思い直しつつあります。

 

もう何度目かの「今度こそ」です。

 

前回の投稿をした後で今さら書きにくいのですが、この3週間ほど、平日の朝、毎日会っています。

私の出勤前に。

 

「なんだよ、それ」ですよね。

 

私は毎朝、早くに家を出て、職場近くのスターバックスで1時間ほど過ごしています。

3週間ほど前のある日、彼女もそこで勉強をしたい、と言われました。

彼女はある検定試験を目指していて、家だとなかなかその勉強ができないから、ということで。

以来、ほとんど毎朝、お互いの勉強をしながら30分くらい過ごしています。

互いの邪魔をしないよう、あまり話はしませんが、向かいの席に座っている彼女の顔を見ているだけで、とても落ち着いた気持ちになります。

そして、彼女の笑顔と「行ってらっしゃい」に送られて職場へ向かいます。

「こんなに幸せなことがあっていいのだろうか」と思います。

 

この投稿を書いている今も、向かいの席に彼女の姿があります。

 

それなのに、何故、「今度こそ終わり」などと考えてしまうのか。

それは異常なまでに強い私の独占欲、支配欲によるものなのです。

 

私は相手が女性であろうが、男性であろうが、相手を独占しようとしてしまいます。

その人にとって一番大事な存在になりたい。

そう思ってしまうのです。

その相手が有名人であっても、そういう気持ちを持ってしまいます。

それが叶わないと、その相手から遠ざかってしまう。

もちろん、それが叶うわけはないので、そうやって失った大切な相手がいったい何人いるか。

その人たちとの付き合いを続けていたら、人一倍豊かな交友関係を持てていたことでしょう。

 

以前、この場に書きましたが、長年通い続けたソープ嬢のところに行くのをやめた理由の一つもこれでした。

多くの人と接する仕事をしているその女性に対してすら、独占欲を持ってしまう。

そして、それが叶わないとガッカリして興味を失ってしまうのです。

 

今また、彼女に対しても同じ気持ちを抱いています。

深い関係になるはずもない、ならなくてもいい相手なのに、そう思ってしまう。

 

彼女にとっての一番になりたい。

特別な存在になりたい。

自分だけを見ていて欲しい。

他の人とは接して欲しくないとすら思います。

 

自分が期待する通りの反応が返ってこないと、それもまた不満に思ってしまう。

何故、LINEの返信が遅いのだろう、

何故、一言知らせてくれなかったのだろう、

何故、ああいうことを言ったのだろう、

何故、笑ったのだろう、

何故、笑わなかったのだろう、

何故、うなずいたのだろう、

などなど、などなど。

 

嬉しいことは山ほどあるのに、ほんの些細な不満がそれを上回ってしまう。

嬉しいことをすべて打ち消してしまう。

 

今、目の前にいる彼女を見ていて、

「この人を失ってはいけない」と改めて思っています。

 

毎朝、こうしてスターバックスに来る。

それは普通ではあり得ないことだし、大いに喜ぶべきことです。

物足りなさを感じることは多々ありますが、これからもそばにいてもらうには、彼女のすべてを受け入れ、許すことが必要だと思います。

そして、彼女はそれができる相手だと思います。

 

これから先も気持ちが揺れることがあると思います。

この場にもそういうことを書くかもしれません。

そのときは「また始まった」という気持ちでお読みください。

 

できるだけ今のこの気持ちを持てるよう、気持ちを楽に構えてゆきたいと思います。

 

この年齢で辛い恋はしなくていい。

する必要もありませんからね。