秋の勉強会 --- アーベル | 平尾雅子 Masako Hirao のブログ

秋の勉強会 --- アーベル

秋の勉強会のご案内です

カール・フリードリヒ・アーベル
Carl Friedrich Abel (1723-87)
その生涯と使用した楽器、そして近年公開されたコレクションについて 講師: 平尾雅子


来年生誕300年を迎えるアーベルは、父がバッハと親友の仲で、バッハが宮廷楽長、父がガンバ及びヴァイオリン奏者を務めるケーテンの宮廷のすぐ近くの家で生を受けました。少年時代はライプツィヒのバッハのもとで対位法などの音楽教育を受け、1758年冬ロンドンに移住。65年より同郷のバッハの末息子ヨハン・クリスチャン・バッハと英国初の公開予約制演奏会シリーズ「バッハ-アーベル コンサート」を始めます。2人のサクセスストーリーの始まり、そしてその結末は?

アーベルの作品は、今世紀になって初めて個人コレクションから公開になったものが多く、彼の魅力はまだまだ広く知れ渡っていません。
これらのコレクションが公になった経緯、チャールズ・バーニーらによる当時のアーベルの評判、彼が使用した様々なガンバ、そして人間味豊かな面白いエピソードなど、今まで知り得たことをお話したいと面白います。
ガンバが最後に煌めいたアーベルへの興味は尽きません(^^)

第1部のレクチャーに続き、第2部では私と門下生有志で、新発見の曲も含め、アーベルの様々な作品をお聴きいただきます。

ご来場ご希望の方は下記の通り、お申し込みください。

日時 2022年11月3日(祝 木) 14:30~18:00頃 (開場14:00)  
会場 スペース415(中野)
会費 2700円(資料代込み)
申し込み・お問合せ ikebe1656gamba@gmail.com(池部)
定員 35名