私を見て冬青草のすくと立つ

 

守られて冬青草の凛と立つ

 

煤払い今年も手抜きの大掃

 

 

 気力だけ日々の暮らしで年暮るる

 

 

 

こころのめぐり逢い 二胡と匠の旅番組

 

【出演】ジャー・パンファン、竹内美樹

 

京都の東本願寺渉成園(枳殻邸)で開催されたジャー・パンファン・竹内美樹とシンフォニックオーケストラのコンサートをお送りします。

演奏曲は、嗣音奏多・西山勝作曲の組曲「忠臣蔵~義よ永遠に~」。中国の伝統楽器「二胡」の世界的プレーヤーであるジャー・パンファンが奏でる日本の古典ドラマ「忠臣蔵」を悠久の音色と旋律が海を渡りここに溶け合います。登場人物の葛藤と人間愛を優しくも切ない二胡の音色とシンフォニックオーケストラが生き生きと描きます。

 

BSの番組で大好きな二胡の哀愁の音色を久しぶりに聞きました

二胡」と「胡弓」は弓で弦をこすって演奏する擦弦楽器の一部で、双方とも楽器を膝に立てて演奏するという共通点がありますが、それぞれの見た目や特徴に違いがあります。

 

「二胡」は「中国の伝統的な擦弦楽器」のことを指し、長さは80cm程度で、円筒や六角筒などの胴に蛇皮を張り、馬の尻尾で作られた弓で2本の弦を引いて演奏します。

京劇などの伴奏に使用されるほか、独奏楽器としても普及しています。

 

一方、「胡弓」は「日本でほぼ唯一の擦弦楽器」のことを指し、三味線を小さくした形状が特徴的で、70cm程度の長さがあります。

胴は四角形で猫皮が張られ、馬の尻尾から成る弓を3本または4本の弦に当てて音を鳴らします。

筝曲や地歌などにおいて三弦や箏と合奏されるほか、歌舞伎や文楽、民謡などの伴奏に使用されたり、独奏楽器として用いられたりすることもあります。

さらに「胡弓」は演奏方法も独特で、「弓の角度を変えずに楽器を左右に回すこと」で音を奏でます。

 

難しいことはわかりませんが歌舞伎や文楽、京劇などで聴く機会があり好きな楽器、好きな音色です。
加えて、「
ス-ホ-の白い馬」の絵本で知られるモンゴルのモリンホ-ル「馬頭琴』、17、8年前にシビックホ-ルで聴き虜になりました。

 

哀愁の二胡の音色や忠臣蔵