一昨日の日曜日に噴火したタール火山の
ニュースがどうやら日本でも
報道され始めた様子ですね

昨晩あたりから

ラインやメールで友人からたくさんの心配メールをいただいております


皆さん ご心配をおかけしておりますが

私は元気で過ごしています

 

連日、フィリピンネタになりますが

今日は 現在の状況をお伝えできればと思います

 

日本の報道を見ると 

避難している住民が映し出されているせいか

 

・食べ物は確保できているの?

・降灰はどの程度なのか?

・普通に生活できてるの?

 

などなどの ご心配をいただいております

 

住まいがある首都圏のメトロマニラは

タール火山から

約60キロ離れた場所になります

空いていると1時間半ほどの距離です


意外に近いと思うか

離れてると思うかはそれぞれですが

この距離でも 降灰は確認されています

 

<1/12(日)噴火当日>

この日のレポは こちらの記事通り

タール火山のあるタガイタイは

観光名所でとても人気の場所

多くの日本人も訪れる観光地です

 

私の友人の中には噴火直前に

日本からご旅行でいらした友人と

タガイタイ観光をしていた人もいました

それ位 こちらに住む日本人にも

馴染みの場所ですし

美しい景色が望める 

憩いの場所でもあります


マカティの空気はこの日の夜がいちばん

悪かったと思います

夜9時ごろ外を歩きましたが

歩いてると目にも入る位でしたし

マスクがないと苦しい、マスクをしてても

ちょっと咳き込むかも?と思う瞬間がありました

 

<1/13(月) 噴火翌日>

噴火した翌日は車も歩いている人も少なく 

大きなモールでも

一部営業で店舗によってお休みでした。

マカティにあるグリーンベルトでは 

およそ5-6割の店舗がお休みで 

特に飲食店を中心に営業していた店舗が

多かったように思います。



ロックウエル地区にあるパワープラントモールも

半分ほど店舗はお休みの状態でモール自体は営業

 

午前中はマカティでも埃っぽさを

感じる方が多かったと聞きますが

お昼すぎに雨が降り、その後は軽減されたと感じる方が多かったようです

 

学校は全てお休み

日系企業もお休みのところが多かったようです

空港もほぼ閉鎖でしたが 

夕方から離発着し始めました


会社や大使館、テレビなどからの情報で

火山灰が自宅に入らない対策として


"エアコンはつけない"

"カーテンをする 窓にテープを貼る"


などの安全対策が情報として

回っていたため、1歩も家から出ず、

エアコンもなしで過ごされた方が

多かったと聞いています。


近所のレストランはガラガラ

歩いている人のほとんどがマスク着用


この日の夕方4時までに

有感地震は44回記録されていますが

火山近郊に限りで 首都圏メトロマニラでは

感じていません


火山に近いカビテあたり

の降灰だと白い車がこんな状況です



<1/14(火) 噴火翌々日>

マカティでは人や車の活気が戻ってきました。

オフィス街もほとんどの人が出勤していて噴火したことを忘れるほど

いつもの光景が広がっていたように思います。

 

今日も学校はお休み

日系企業のご主人様方はほぼ出勤された印象です

 

昨日のCNNフィリピンの情報では、

もしかしたらレベル3に

引き下げるかもというお話をしていたので 

期待していましたが 

レベルは依然として4のまま

 

モールもほぼ全店舗再開

マカティにあるスーパーの 

ランドマークはいつもの活気

いつも通りの食材の豊富さで 

まるで普段と変わらない風景でした

 

もしかしたら 大噴火があるかもしれませんし

備蓄しておいた方がいいかなということで

水の注文をしたり 保存食を買い足しにスーパーに出かけた方も多かったかもしれません


我が家も東京の家は災害に備えて

あらゆる準備はしているのですが

お恥ずかしながら

マニラの自宅では 水、食料の備蓄多目以外は

ほぼしていません


明日にでもホームセンターに出向き

この機会に 懐中電灯やロウソクなど

買い足そうと思います

 

空港も再開し 離発着が活発になり始めました

日本行きの飛行機も飛び 

無事お客様を送り出せたと

胸をなでおろす友人も…

 

多くの方がマスクを着用していますが

昨日より減ってる?そんな印象です

 

また 私も含め多くの人が楽しんでるゴルフ場はかなり降灰の影響を受けているとの

情報がありました

(多くのゴルフ場がタール火山よりの首都圏マニラより南にある為)


再開の目途がたたないというお話もあり

実際、画像を見せていただいた 

とあるゴルフ場の航空写真は

かなりの 降灰で覆われていました

(お写真許可いただいてないので写真なしです)

 

こちらにお住まいの皆様は

外出を控えめにする方がほとんどだと

思いますし、外での活動(運動)もどうしたものかと考えてる方も多いのではと思います


我が家は 愛犬の散歩は

3キロしかない小さなワンコですし 

何より11歳の老犬

小さな気管に灰が入ったとして

カラダへの影響が計り知れないため

とりあえず お散歩は停止中です


お外に行きたがっているので

可愛そうなのですが…


また 火山近郊では

有感地震が続いていますが

依然として 首都圏メトロマニラでは

感じていません


とにかく 大噴火はしないで欲しい

ただそれだけを願いつつ 

いつもの穏やかなタール火山に

戻りますよう 静かに祈りたいと思います

↓ 昨年 訪れた時のこと1枚↓