甘草6「その絶不調、グリチルリチンが原因かもしれません」 | まさきせいの奇縁まんだらだら

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原因不明の「声が出ない症候群」に見舞われ、声の仕事ができない中で、人と出会い、本と出会い、言葉と出会い、不思議と出会い…

瀬戸内寂聴さんの『奇縁まんだら』というご本を真似て、私の「ご縁」を書いてみようと思います。

アトピー性皮膚炎の情報サイト「あとぴナビ」でも、警鐘を鳴らしている。

知っておきたい甘草・グリチルリチン酸の危険な話 | アトピー性皮膚炎 総合情報サイト「あとぴナビ」 (atopinavi.com)

私もアトピー経験者で、「甘草」から受ける副作用が、それに関係しているかもしれないし、念のため現在アトピー性皮膚炎の人は特に注意して避けた方がいいと思う。


基礎化粧品では他に、母からもらったドモホルンリンクル試供品の『美活肌エキス』に、「甘草フラボノイド」を見つけた。GK2とは違う「グラブリジン」という成分で、色素沈着抑制効果があるそうで、

 

安全性が高く、どこかの試験機関の報告では、

「{ヒト試験}20人中1人にわずかな紅斑が見られたが24時間以内に消失した」とある。

私は、これも8月に試したばかりだったのだが、その時は、鼻の頭が赤く腫れた・・・私は20人中の1人らしい。鼻の頭だけが赤くなるのは、これまで他のでもけっこうあったが、気にしたことがなかった。鼻だけだし、翌日まで腫れてるってことは無いからね~

でも、20人しかテストしてなくて、しかも1/20がトラブルということは、1万人で500人だよね。これで安全性が高いって言っていいのかな。


私の場合、化粧品のカンゾウ根エキスや甘草フラボノイドは、肌に乗ってスグ反応して、赤く腫れたりヒリヒリしたりするので、どのみち使い続けることができないし、

ハミガキも化粧品も、肌や粘膜レベルで作用するように作られてると思うので、血管を通ってどこかに運ばれる成分があるとしても、恐らくほんの微量で、お腹が痛くなったことはない。

だから、炎症して終わりなら、特に問題じゃないのかもしれない。


・・・などと考えていたのだけど、つい最近になって、それは楽観的過ぎるかもなんて思えてきた。

いろいろ思い出したんだ。

2012年5月、屋外のロケでトイレに行って鏡を見て驚いた。両頬が真っ赤だったんだ。チークを入れすぎたのかと思って拭ったけど、取れてくるのは肌色ばかりで顔は真っ赤なまま。5月で天気のいい日だったから火照ったのかなあと思ったけど、

それからも赤ら顔が続くので、グリーンのカラーコントローラを購入した。早い更年期?とか思ったけど、赤いのは顔だけで、これも鏡で見なければわからない。自分では熱く感じてないからね。

その後、赤くなる現象は収まったので、コントローラはほとんど使わずじまいで、このように↓キレイなままで残っている。


鼻血が、突然出たこともあった。子どもの頃から鼻血が出やすい体質ではあったけど、大人になってからは、突然ということはさすがに無くなっていた。それが、このころからだったと思う。鼻を触ってもいないのに、予兆もなく、突然すすーっとたれ落ちるので、外出先で服に血がついて困ったものだった。

突然咳がしたくなり、止まらなくなる、ということもよくあった。CMの撮影中では声が出せないので、ものすごく苦しかったし、映画を見ていて発作がきて悔しい思いをしたこともあった。

これらがもしかしたら、甘草の影響だったんじゃないか?

これが2011年秋にリニューアルした「Impress」の基礎化粧品を使って鼻が象の肌になった年かもしれないって思い出したんだ。鼻血や咳は2012年だから時期的にちょうどその頃だ。

あの頃1~2年にわたり、体調がめちゃくちゃな時期が続いて、お医者から大量に咳止めをもらっていた。とにかく咳止め(主にメジコン)が手放せない状態だった。


2012年7月、イベントに参加するので少し強い咳止め(フスコデ)をもらったら、粘膜が乾燥したからか、声がかすれて出なくなり、鼻から大量出血した。当時のスケジュール帳を見たら翌日、翌々々日にも「鼻血」と書いてあり、さすがにこの時は、耳鼻科で鼻にカメラを入れてもらったが、全く異常は無く出血した痕さえ見当たらず、もちろん原因不明。

下はこの時のアレルギー検査の記録だが、咳が止まらなくなり鼻血がでる程のアレルゲンは見当たらない。この頃には、杉の花粉症は、ほぼほぼ克服していたし。


*薬局からの余談:お薬手帳になんでも貼り付けておけば、こういうふうに振り返ることができるので便利だよ。持ってなければ、薬局でもらえるのでお気軽に~(調剤してもらった時ね)また最近ではスマホで使える電子お薬手帳もあるよ。


全て甘草が原因とは、さすがに考えにくいし、今となっては証明する手立てもない。

けど、ハミガキは『アパガード』で甘草系だったし、それに加えて、様々な化粧品、石けんやシャンプー、入浴剤、保湿クリーム、そして市販薬も使っていて、そのどれかが甘草系だったとすれば、2つ、3つ、4つと重なった時など、ヒドイ症状となって現れていた、ということは無いだろうか。

抗生物質も常備していて、とにかく喉がしょっちゅう腫れたので、酷くなる前に腫れを抑えるようにしていた。しかしこれもコツが必要で、1錠でも多く飲めば、たちまちヒドイ鼻炎になって、花粉症並のツライ状態が1週間以上続くというのがザラだった。

恐らく、1日2~3回のハミガキで、甘草による粘膜の溶解が起き続け、薄くなったノド粘膜に細菌がつきやすくなっていたんじゃないだろうか。

鼻も近いので、成分が吸収されて、鼻の血管を脅かしたと考えられないか。で、今思ったんだが、出血したのはカメラで見た鼻腔じゃなく、副鼻腔の方だったんじゃないか。

花粉症で超痛くなる部分だと勝手に思っているが、正確には知らない。ともあれ、鼻腔の横に穴があって、その水が溜まるような部分が副鼻腔だ。そこが出血して、副鼻腔から溢れた血液が鼻血となって出たんじゃないか。

床があたり一面真っ赤になるくらい出血したが、最後、大きな血塊がどろっと出て、出血はやがて収まった。たぶん、副鼻腔に溜まって固まりかけていた分じゃないかと考えている。最悪、固まってしまっていたら、外科手術になっていたところだろう。

ちなみに、今は全て改善している。咳も出ないし、どこからも(目も鼻も歯ぐきも)出血しない。

今思えば、いったいあれらは何だったんだろう?という感じだ。

あの頃と今と、確実に違っているといえば、まず、クレンジングと洗顔フォームがある。「ブランシール」が使えなくなり、洗顔なんてどれでも変わらないでしょ、と甘くみて、手頃な値段のものでいいやと、評判に聞いたものなど次から次に試した。

その中に、甘草系があったかもしれない。

↓こういうのとか



もう今となっては、何を使ったか思い出せないくらい種々多様に変えまくっていたが、そういえば、『DUO』に出会ったころから、トラブルが減ってきたかもしれない。

『DUO』は、ある大手タレント事務所のマネージャーをやってる友人が、お裾分けしてくれたものだ。所属のタレントに使ってもらいたくて、事務所にはこういった商品がよく送られてくる。

試供品サイズではなくフルボトルだったが、ブランシール以降これまでのものは使い切った試しが無かったのに、これは違った。

即座にネットで調べ、定期便を申し込んだ。2012冬~2013年ころだと思うが、まだ店頭販売してなくて、『黄DUO』も無かった。

W洗顔不要で、使い勝手も落ち具合も、まさに理想的なクレンジングバームだった。


これにより、肌トラブルがほとんど起こらなくなった。吹き出物やニキビも、ほとんど出ない。

「肌ケアで一番大事なのは洗顔」という『DUO』を開発した社長さんの言葉に、心の底から同意した。

 と 

で、最高楽チンな顔肌ケア黄金時代の到来だ。

しかし、そんな『DUO』を裏切り、浮気をしたことがある。

『キュレル』だ。横浜のドラッグストアで見て、なんだか良さそうな雰囲気だったので、『キュレル』のクレンジングと洗顔石けんを使ってみたんだ。それが良ければ、基礎化粧品も『キュレル』を使ってみようと考えていた。

   ←が残り3コとかになって、次を探しておかないといけない時期に来ていたんだね。それでなんでクレンジングからだったかっていうと、『DUO』がクレジットカードの有効期限による切り替え不備で送られてこなくて、定期便解除されてしまったんだ。

けど、『DUO』の前では力及ばず、これまた使い切ることなく、おさらばとなった。

『キュレル』も『華密恋』同様、化粧をしない人にはいいように思う。


2度目は、浮気しかけて、直前でグリチルレチン酸配合の事実が判明し、未遂に終わった『黒DUO』だ。




世間では、炭の洗顔が流行っていると噂に聞いて、『DUO』の定期便を、『黒DUO』に変更したんだ。到着前にわかったのでメーカーに電話して、元に戻してもらった。

ちなみに、『DUO』シリーズには赤、黄、青、緑、黒の5種類があるが、赤以外は全て甘草系だ。

(例えば、櫻井孝宏さんに永遠の愛を誓ったのに、五条先生に浮気心を起こしたような・・・一人足りないし、色も微妙に違うけど、わかる人だけわかって)

やはり『赤DUO』だけが、私の身方だったんだ。

ごめんなさい、櫻井さん。(じゃないけど)

続く。

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