予想通り鳩山さんが辞任する。
マサキングの予想では5月中に辞任だったが、2日遅れの辞任だった。
昨日まで閣僚が揃って「4年の任期期間は職務を全うして・・・」とか言ってたけど、翌日になったコレだ!


鳩山首相が辞意 閣僚明かす

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100602/plc1006020935008-n1.htm


ただ、本来なら総理大臣の辞任ではなく、議員バッジを外してもらうことが筋だと思っている。

それは、自分の秘書の不祥事に関しては何も責任を取っていないからだ。


マサキングは4月1日に「エイプリルフールだけど・・・」と題してブログを書いた

エイプリルフールだけど・・・ 2010年04月01日
http://ameblo.jp/masaking129/entry-10496529919.html

『鳩山総理は来月中には辞任だろう。理由は沖縄移設問題による結論を、約束した5月までに決定を出せないまま責任を取り辞職という流れかな?』と書いたが、まさにその通りか?

そしてここで鳩山さんを辞任させ、子ども手当をバラまき、一時的に内閣支持率をあげて7月の参議院選挙に挑む予定だろうね。
これ位しかもう残されている道は無い。

昨日のニュースでも、子ども手当が支給され始めたニュースがテレビでやっていた。
お金を貰ったお母さんが満面の笑みで「実感がわきました~☆彡」などと言っていたが、この金に目をくらませて、投票意識を変えてしまうことがマサキングとしてはとても怖い。

小さな我が子を抱いてこの子ども手当をもらいに行く親の姿は、その抱いている子どもから「お金を借りている」と思って手当を受給して頂きたい。

何故なら、この子ども手当は、戦後最大の44兆円という大規模な国債を発行してバラまいている手当である。
現在では国債は860兆円にものぼり、国民1人あたり700万円の借金を背負っているということ。

あの破綻したギリシャでさえ累積赤字は11兆円で「ギリシャショック」となっているのだから、この日本の国債発行額がどれだけの規模なのか?ということは数字を見ても明らかである。
確かに、日本には1500兆円にあまる国民の預貯金があるから大丈夫だ!という考えもあるが、この預貯金が郵政の再国営化になりつつあり、預金限度額が2000万円に増加されれば、間違いなく民間の銀行からの引き出しが起こり、国としての担保価値の高い郵便局へお金が流れてしまう。

貯金額があったとしてもそれが内政不安により、国の将来に対して悲観的になれば国民は「消費」というものにお金を回さなくなる。
そうすれば流通も滞り、結局はGDP値を下げて、また国債を発行し、日本の資産価値が目減りしていき、最後は日本株を保有する60%の外国人投資家が「日本離れ」を始める。
というよりもう実際に「日本離れ」は始まっている。
現にアメリカでは「これからの対貿易国としてチカラを入れていくのは日本より中国」と言われている。

こういう背景を考えると、総理大臣の首が差し替わっただけで、今の日本の政治体質が変わった訳では無い。
今の政権では間違いなく日本は衰退していく。
いうなれば、政治には「政治のプロ」が必要な時代である。

「若いから」「格好いい」「何となくイケてる」「名前が有名」などと雰囲気だけでもう政治家を選ぶべき余裕はなくなってきたと言っても過言ではない。