学生と社会人の情報格差 | 夢追い人のブログ

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IT・経営コンサルタントを経て、㈱Dream-LINKを設立。
個人の夢が縦にも横にも繋がると、社会全体の価値を高められると信じて、誰もが、いくつになっても夢を持ち続けられるために活動しています。
夢ややりたいことを個人/法人両方の観点から捉えた記事を書いて参ります。


今日、いつものカフェで就職活動生らしき人4人くらいに、OB訪問されてる社会人らしき人1人を見かけた。

社会人に対して、ある意味崇敬の念を表情に浮かべている学生と、特に対してなにも知らなそうな社会人の楽しそうな姿を見ていて、いつも疑問に思います。

ぶっちゃけ、社会人になっても大きく人が変わるわけはないし、特に2,3年目なんて、ちょっとお兄さん・お姉さんなだけなのに、なんであれだけ、崇敬の念で見て・見られる関係ができるのだろう?

と、思ったときに「情報格差」という単語が頭をよぎりました。

あえてこの単語を元に話を進めると、学生と社会人に情報格差があることは明白であろう。学生のうちから社会人のことなんてなかなか分からないし、ちゃんとした話を教えてくれる人もなかなかいない。

そして、この情報格差なんて、本来的には必要のないものであって、例えば企業が生み出す価値をもっと最大化したければ、大学卒業までに社会人として働くスキルや心構えを身につけることは必須であり、それを効率よく行うためには、情報を開示した方がよいだろう。

しかし、こういった状況が続いているのは、結局、社会人ってなんとなく偉いんだろうな、っていう雰囲気を作り出すためにわざと「情報格差」を生み出しているのではないか。この恣意的な「格差」によって、社会人の本質とはずれた「優位性」を作り出しているに過ぎないのではないか、とそんな風に思います。