近くのステーキ屋の肉が謎肉だった。 | M氏の雑念  - side B -

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多趣味をこじらして無趣味になりそう

家の近くでちょっと前までチェーンの讃岐うどん屋さんだったところが、何時の間にやらステーキハウス”M"という店になっていた。

試しに、入店。

チキンステーキと"M"ロースステーキのコンビ、ライスとスープバーを注文。
なんや”M"ロ-スはミディアムかウェルダンしか頼めないらしい…レアが好きだがしょうがない。
やがて運ばれてきた料理。

さて、肉をいただこうとナイフ・フォークを手に取り”M"ロースに刃を当てると「ポヨヨン」とかなり…なんというのか…水風船?を突いたような妙な感触。

嫌な予感…というよりはむしろ確信に近いものをもって刃を入れると!
あふれる肉汁!
ではなく流出する乳桃色の謎の液体!
何故肉の中からイチゴシェイクが!
或いはあの「ピンクスライム」のごとき液体が!
流れ出る!

如何にレア肉好きでもこれは口に出来ぬ、いや本能が危険を知らせている。
BBQで10秒しか網の上に住んでいなかった生焼け肉とは遥かに格が違う危険度!
付属のペレットの上に切り分けた肉片を乗せるとジュジュウと音を立てて火が通っていく。
流石の私も完全に火が通るまで口をつける気になれぬ。
だって焼ける匂いもなんか違うんだから。
そして口に含むとザラザラとした舌触り、そしてやはり妙な匂い。
舌触りは焼きすぎたからだろうが…肉じゃない、僕の知らない味がする。

メニューを見直してみると、「インジェクション加工肉」との表記。


堅い安い肉に注射器で牛脂や何やかや注入した肉か!
で、注射時に肉表面にしかいないはずの細菌を巻き込んで肉の奥深くに注入してるかも知らんからレアでは供給できないと、そういうことか。


でもここの肉、注入してるの牛脂だけやないやろ?
鉄板に流れ出たピンク汁が普通に灰汁になってブヨブヨと固まってるし。
・・・二度と食わん。

<加工肉がアカンというつもりは無いけど、ここの店はちょっとなんか見直したほうじゃ良いんと違うかなぁ。