監督さんになっちゃいました | M氏の雑念  - side B -

M氏の雑念  - side B -

多趣味をこじらして無趣味になりそう

本年4月より、某大学体育会某部の監督を申し付かることになりました。
えらいこっちゃ。
10代の僕を知る人たちは腹を抱えて笑うのか?
はたまた部の未来に線香の一本でもあげたくなるのか?(=人=)ナムー


先人の輝かしい栄光を鑑みると、こんなお気楽なことも言ってるわけにもいかぬ。
18の僕は30年後(うわ!リアル!)こんなことになっているとは思いもよらなかった。
お気楽な僕はお気楽なままに老いてお気楽に人知れず他界するのが夢だったのに、果たしてその夢は潰えてしまったのであった。


かくなる上は先人の栄光を現役達の栄光で霞ませるよう最大限の努力をしなければなるまい…現役達が。

僕はその背後で生あったかい笑顔を浮かべ、

自主自律をモットーだとのたまい、

結果として自由がいかに不自由であるかを学生たちに知らしめつつ、

そこで掴むモノこそが学校教育としての体育会の在り方だ、

自ら成すためには自ら考え、

自ら努力を惜しまぬものなのだ、

人より秀でたければ必要な時に必要な量よりも小指一本分でも余計に努力せよ、

失敗や敗北には必ず明確な理由がある、

結果に対して後悔するな、

後悔する暇があったら敗北の泥の中から何かを掴め、感じろ、

思考を止めるな、そしてさらに努力を重ねろ!

などと偉そぶるのに違いない。


あぁなんてこったい。

そんな上っ面なことにならんよう、まぁボチボチ気張りますか。