さてさて皆様、いかがお過ごしでしょうか?



未曾有の状況で未だ、音楽家達も仕事が無くなり、また先の話のオファーが来ることもなかなか無くなりましたね。


ライブもイベントも無いのです。人前に出る舞台が無い。あっても無くなって行くばかりで、中止の連絡が来ることに慣れて来ました。慣れと言うのは恐ろしいものですね。(笑)


ただ、僕らも僕らで大変ではありますが、世の中のほとんどの職種の方々が大変な思いをされていることと思いますし、僕らよりも大変な方が多いと言うのも承知です。


僕は演奏の場は奪われはしましたが「リスク」は負っていません。「プラスがゼロ」になりはしますが、「ゼロよりマイナスにはなる」ことは無いんです。もちろん収入は減っていますが。音楽活動に関して。



毎月のコストを払っている飲食業や、ライブハウスの存在が自分の身近にはあり、閉店、閉業に追い込まれたりしています。自分が何かをしたくてもできない状況です。


経済苦で人の生活が180度変わってしまう、と言うなんともやるせない状況ですね。



僕のようなフリーランスの人間は経済的にプラスがゼロと言うのも大打撃ではありますが、時に演奏のオファーが無い、と言う状況は


アーティストとしての自分の存在価値が無いような、そんな錯覚に陥るような気もして来るのです。



僕の場合は、今はSNSやYouTubeを通じて皆様からのリアクションが常日頃からあるので、依然と変わらぬ火を消さないような活動が出来ています。実は僕にとってこの存在は大きいです。


でも先に何かが無いと人って生きていけない気がするんですね。希望が無いと前を向いて歩けない。人ってそんなもんだと思うんです。


まあ僕も後ろ向きにはなっていませんが、前に希望が欲しくなる。終息終息と言っているけどいつになるのかと。


現段階でまだそこまでの不安は無いですよ。でもね、「じゃあここまでは我慢してください」と言うのが見えたい。見えればこんな楽なことは無いですね。(笑)そりゃそうだ。



そんな中、先日ある方から熱烈なオファーを頂き、終息したら僕と一緒に仕事したいと言ってくれた方がいて、少し思ったことがあったんです。



その方はとある業界で活躍中の若手クリエイターの人で以前一度、ご一緒した程度だったんですが、今回は1人のアーティストとして向き合って自分と何かやりたいと言ってくれたんです。


もちろん僕も一緒にやりたいと、何か作って行きたいと彼に言いました。


自分を指名してのオファーと言うのがこの状況でしばらく無かったのでやはり嬉しかったんですよ。それも実力のある方に。これには久しぶりに興奮しましたね。




あ、これこそが今欲しかった先にある希望だな? と。ふと胸が熱くなりました。ああ、この気持ちだ。



いつか〜できる。と言う希望って大事だな、と。




で、思ったこと。




残りの人生20年か、30年弾き続けられるのかわからないですけど、終息後の人生は真底自分を必要としてくれる人のために使おうという事。



聴いてくれてるファンの皆様はもちろんそうだし、アーティストや異業種の皆様、クリエイターやオーガナイザー、etc関わる人すべて。



三味線だったら誰でもいい、と言うのではなくあなたじゃないとダメなんです、と言うものね。芸人とアーティストの違いは実はここにある。



芸人はトラ(代役)を立てられるけど、アーティストはトラが立てられないんです。だってオンリーワンだから。



でもこれまでは自分は芸人枠で良いと思ってやって来たところがあるんです。でも今はこう言うことがあってそうは思わなくなって来たのかもしれない。



多分そう言う人達のために残りの人生の時間を使っていくんだろうなと。自分に対して熱を持って接してくれてる人達には同じ熱量を持って返したい。




そんなことを最近考えていました。




あともう一つ。終息した後に。



いつか〜出来る、と言う希望を強く持たないとね。多分この期間はしばらく続くので絶対捨てちゃダメだな、と。



少なくともこんな無駄な長文を貴重な人生の中で見てくれたあなた。は僕にとって必要な人です。だから生きて下さい。いつか生きて必ず会いましょう。
僕にとってそれも大事なモチベーションなんです。




で、生きていつか会った時、思い切り泣きましょう。




終息後の世界に僕はそう言う絵を描いています。それがある限り死ねないし、表現も続けていきます。




僕恥ずかしいこと言ってますかね?まあ、もう色々麻痺して来たから大丈夫。(笑)





えーと、それだけです。






へば👋






P.S.ゴールデンウィークはStay homeしましょうね♪