アーリーのもう片側のシリンダーヘッド、バルブシートに荒れが有るので荒れが取れるまで、バルブステム突き出し長を気にしながらシートのカットを…
何気に簡単な道具でシートカットを！と画像で見えますが、何と4点の駒と付属品と数少ない構成で、何とビックリする価格がする道具です。
当方では画像以外のシートカットを行う道具を後4セット持ってますが、画像内の道具が1番使い易く、精密な作業が出来ます。
コピー品迄有る位の道具です。
また、新品のシートをカットする時には、此方の道具では不向きな為に、フライスにセットしてカットする道具も持ってますが、当方は内燃機屋じゃあ無いので、中々出番が有りません^_^
バルブシートのカットが済んだ所で、バルブの擦り合わせ、自分は荒め中目、最後に細目と三段回で行います。
近年では中目で終わらせる方も居られると聴きます。
バルブスプリング組み込み迄、前後完了
ロッカーカバーのリビルトです。
汚い！綺麗にしなくても良いとは言われましたが、自分自信が嫌なので汚れは落とします。
先ずは分解から…
中のパーツを洗浄して、ロッカーカバー本体も清掃してから、サイドスラスト調整をして組んで行きます。
(サイドスラスト調整用シムは、パーツリストに乗って無かったのでは？)
サイドのガタ付き無く、何ら抵抗無くスリスリ可動する様に組み上がりました。
ロッカーカバーとシリンダーヘッドをドッキング完了(リヤ側)
フロント側ロッカーカバーは清掃中で、時間が掛かります。
ロッカーカバーの清掃も完了して…
ロッカーアームをシャフトに通してガタが出て無いかを確認、初確認では手感で見て、微妙なガタを感じたら計測しますが、今回は4本共にガタ無くOKです。
ロッカーアームにシャフトを通して見ます。
サイドスラストクリアランスは片側にクリアランスが出過ぎで、0.07のシムでOKに！
シリンダーヘッドにロッカーカバーを組んで、シリンダーに乗せて、規定トルクで締め付けする迄、休憩無しに一挙に作業を進めました。
今日は、定時前ですが外は雪、妻が迎えに来いの連絡、思い起こせば今日は定休日、もう終わります。