「こる(凝る)」は、

ばらばらなものが集まること

熱中すること、集中すること


「こり(凝り)」は、

肩の凝りなど、筋肉が固くなり重く感じられること、筋肉の張り

一つのものに熱中すること、凝り性


医学的には、筋肉の緊張により血流が阻害され、発痛物質や疲労物質が溜まり、凝りや不快感として感じられること


「しこり(為凝り、痼)」は、

凝り固まった感じの状態になること

体や気持ちについて言う


「ほこり(埃)」は、

粉の様な細かな塵


「ほこり(誇り)」は、

名誉に感じること


「おごり(驕り)」は、

いい気になり思い上がること


「おごり(奢り)」は、

贅沢なこと


細かなものが集まることが「凝り」

集まったものが塵なら「埃」

体の中でも、動かが鈍くなるなら「凝り」や「痼」

気持ちが集中し、嬉しく感じるなら「誇り」

集中し過ぎれば「驕り」

他人に分け与えれば「奢り」



波が打ち寄せて、集められた塵が凝ったものが「なみのこり(波残り)」で、波の凝り

これから「なごり(余波、名残)」


集められて消えずにあるものが「のこり(残り)」