「よ」

「節」、「夜」、「世、代」など


「節(よ)」は、同じものが連続したものの一つの単位の節(ふし)や、節と節の間を意味するもの


「夜(よ)」は、日と日の間を意味する「よ(節)」と考えることができる


「世」や「代」は、親の一生から子の一生へと節がつながっていると考えれば、「よ(節)」の連続と考えることができる


「竹」や「日」や「人の系譜」は、同じ単位の繰り返し構造を持つものだ



見方を変えれば、

竹の空洞を持つ部分をつなぐものが「節(よ)」

日と日をつなぐものが「夜(よ)」


数値に置き換えたら、例えば、11は、10という単位に、1が余った部分になるが、次の単位へとつなぐものだ

余った部分は「余(よ)」だ


竹の節にも出っ張りがあり、出っ張った部分は、余った部分と見ることができる


子を持った後の人生も「余(よ)」の部分にあたると考えることができる



また、見方を変えれば、

「夜(よる)」は「日(ひる)」に寄り添うもの

「糸」が何本かねじり合わせて寄り添うことは「縒る(よる)」

人々が集まれば、「寄る、依る(よる)」

結果には必ず原因となるものがあるから「因る、拠る(よる)」だ



「よ(夜)」寄られる方の「ひ」は、「日」、「火」、「氷」、「緋」、「檜」


「日」は、太陽で赤く輝くもの

「火」は、燃えて明るいもの

「氷」は、陽の光が当たり輝くもの

「緋」は、赤い色

「檜」は、精油を含み摩擦で火を起こすのに用いた木


「日差し(ひざし)」は、日が差し込むこと

「日照(ひでり)」は、日が照りつけること

「光る(ひかる)」は、たぶん、「日がる」からの変化で、日の様になるのだから、光る

「日向(ひなた、ひうが)」は、その昔は「ひむか」と読み、日の当たるところ