邪馬台国の卑弥呼を考えるとき、本質とは異なることが気になる


論争が興味を引く


古くは、東京大学(九州邪馬台国派)と京都大学(近畿邪馬台国派)の先生たちの論争

偉い先生方が真っ二つに分かれて、其々の主張をすることに大人気なさを感じる



提唱者が興味を引く


持論を展開するのは、高名な推理作家の大家

在野の盲目の研究家の著書は、映画化もされた



キャッチーなタイトルや奇抜な説が興味を引く


邪馬台国はなかった

古くは、沖縄邪馬台国説やら

最近なら、四国邪馬台国説などがある



知名度のある司会者が進行する邪馬台国番組が興味を引く


見てもらうことは大切だが、面白おかしくしなくてよいのではないか



考古学的発掘を邪馬台国の卑弥呼に結びつけたがる


すぐに邪馬台国や卑弥呼と関連付けるのは、単なる興味本位というよりは、重要なこととして認識したがる欲が垣間見えてしまう



本質とは関係ないことで、興味を引くように邪馬台国の卑弥呼を取り上げるのはいかがなものか

むしろ

雑音が大きいと本当の音が分かりにくいものとなる