先日、「博士の愛した数式」を久しぶりに読んだところに、NHK・Eテレで「3か月でマスターする数学」なんて番組をやることを知り、書店で思わずテキストを購入してしまい、第1回の放送を見ました。

 

 週30分で3か月、12回で「数学」を「マスター」できるとは到底思えませんが・・・

 でも少しは楽しむことはできるかもしれません。

 

 中学までは数学は得意で好きでしたが、高校で挫折し高二で私立文系1本に絞って以来、教科としての数学とはほぼ無縁でした。

 「博士の…」を読んで、「そうだ、数学って楽しかったんだよな」と思い出しました。

 特に中学の頃の証明問題は好きで、隙なく証明された過程を見るのは楽しかった。

 あの頃の感覚を思い出せるか?・・・エンタメ的要素を多分に盛り込んだこの番組ならもしかして・・・と期待しています。

 

 第1回は「円周角の性質」

 一応ついていけました。第1回から頓挫したら立ち直れないので良かった。

 

 ただ、数学的センスがないなと実感したのがラグビーのコンバージョンキックを題材にした問題。

 

 

 自分は、キック力を考えなければ遠ければ遠い方が確立が高くなるようなイメージを持っていました。

 しかし、F・Gを通り、トライ地点からの延長線に接する円を描くと・・・

 C以外の点は円周の外側になり、つまりF・Gを通る弧の円周角より小さい角度になる。

 円周角の定理です。

 意外な結果に少し凹みました。

 

 少しは数学的センスがつけば良いなと思います。