こんにちは、飯島昌子です。

 

 

今日は少し、さかのぼって

調理の仕事を選んだ理由を書いてみます。

 

 

中学から高校生くらいの時は、何をやりたいか

さっぱり決まっていませんでした。

 

 

というのも、小中学校で

3回転校し

それぞれの学校で、なじめずに悩んだり

何とか行っていた時期もあります。

(登校拒否したかった)

クラスの中でも、目立たないように

なるべく静かにしていました。

 

 

なのですが、、方言や行動が変と

からかわれたり、いじめみたいなこともあり

どんなに大人しくしてもなぜか

浮き上がってしまう子供時代でした。

 

 

よくいるでしょう?

学生時代、何をしてましたか?と聞かれて

生徒会長とか、部活で選手だったり

華々しい活躍をしていた人たち。

 

 

そういう人達を見るたびに

コンプレックスでした。

 

 

勉強もふつうくらい、運動神経はないに等しく

じゃ、どこにとりえがあるのだろう。

おまけに転校生で、ふるさとがどこなのかわからなくなるし

地元というものにさほどなじめない人でした。

 

 

ただ、一つだけはっきりしていることがありました。

 

 

それは、おいしいものが好きなことです。

父が出張の時に、買ってきてくれたお土産や

お客様が来たときの宝石のようなお菓子。

 

それらは非日常で、キラキラしていて

光り輝いていました。

 

おいしいものが好きで

小学生の頃から、ハンバーグをこねてみたり

甘酒を作ってみたり

勝手口でたけのこの皮をむいたりしていました。

 

 

給食の時間は、男子と張り合って

おかわりを挑んだり

いろんなメニューがあって、飽きませんでした。

 

どんなことがあっても、ご飯が美味しいと

幸せな気持ちになり

つかれも吹き飛びます。

 

自分で、自分を幸せにすることができるし

人をもてなすこともできる。

 

そう気づいたことが、調理の仕事を目指す

原点でした。