国境なき医師団
今日は青山で、
チーム国境なき医師団。こちらのサイトから詳しくご覧いただけます。
特定非営利活動法人『国境なき医師団』のスペシャルイベント
『国際援助で輝く人材』
と題したトークセッションの司会をさせていただきました。
国境なき医師団、ご存知の方も多いと思います。
1971年 ナイジェリア内戦での窮状を伝えようフランスで医師とジャーナリストが創設。
(医療を施すだけでなく、活動地域の状況を世界に訴える『証言活動』も重要な活動なんだそうです!)
医師を様々な紛争地や災害の現場で医療などの援助を行う団体です。
日本にも1992年に事務局が設立され、年間100人を超える日本人スタッフが世界で活動。
そんな国境なき医師団の活動に興味を持っていただいた方向けに、実際に活動に参加されているスタッフ、そして、様々な支援活動、環境への活動も行っていらっしゃるアルピニスト野口健さんをお迎えしてのイベントでした。
登壇してくださったお二人。
外科医として活動されている池田智也さん(実はボクサーであり、登山家でもあるとか!)。
そして、財務の担当として現地で活動されている森川光世さん(元は英語の先生!)。
池田さんの外科医としての挑戦、森川さんの不安定な現地での財務という重責をどうこなしていったかという体験談は、聞いていてこちらもドキドキするほどでした。
今回、初めて知ったのですが、 医療スタッフだけでなく、半分近くは非医療スタッフが現地に派遣されているんだそうです。
物資の調達、診療所の建設までしてしまう縁の下の力持ち『ロジスティシャン』と
森川さんのように、
現地て働くスタッフや資金を管理する『アドミニストレーター』など、非医療スタッフがいてこそ、医療スタッフが働けるそうです。
非医療スタッフには、元ラジオのプロデューサーや、IT業界、定年退職したサラリーマンなど、様々なバックグラウンドの方がいるそうです。
英語かフランス語、という語学力は必要になりますが、私だったら何が出来るかしら?と考えてみたくなる、そんなトークセッションでした。