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そんなわけで今回はバーボンの話です。
テキーラは出ませんw
お店に居た頃、わりとバーボンって名前だけ知ってる方が若い方に多かったです。
「バーボンってウイスキーなんすか?」って質問も一度や二度じゃなかった気がします。
前の記事で書いたとおり、バーボンってのはアメリカのウイスキーです。
アメリカでもバーボン郡のまわり、ケンタッキー州で作ったものしかバーボンと呼んじゃいけません。
最近、テレビでジャックダニエルのCMがやってますね。もう文句なしにカッコイイです!アメリカの職人が手作業で作る感じ。男ならもうワクワクせざるをえません。
が……。残念ながらバーボンとはいえないのです。
あいつはケンタッキー州をギリギリで外れているテネシー州で作ってるんですね。なので大人気かつ味もバーボンっぽいけれどもバーボンとは名乗れないのです。テネシーウイスキーってラベルには書いてあります。
バーボンの作り方は法律でかなり厳密に決められています。
まず原料の半分以上がトウモロコシです。そう、あの荒々しくもメイプルのような甘みはコーンから来ているのですよ!たぶん。
さらに熟成に使う樽はオーク(簡単にいうと、どんぐりの木。ナラとか樫をひっくるめた言い方)の新樽と決まっています。これの裏側を焦がしてからウイスキーを詰めます(CMであるやつです)。
これが味に大きく影響してきます。スコッチだと他の酒(バーボンとかシェリー)を漬けた後の樽で熟成させたりするので様々な味があったりするのですが、バーボンにはそれがありません。
バーボンって、けっこう味が似ているんですよ。作る条件が似てますからね。
スコッチみたいな個性と個性のぶつかり合い、みたいなことはそんなにありません。
なのでそこを逆手にとって、「違いのわかる男」を演出するのもまたかっこいいですね。
……やり過ぎには注意ですが(笑)。
バーボンはアメリカの文化の中、いろんなシーンで登場します。
ケンタッキー州の一大競馬イベント「ケンタッキーダービー」の公式飲料はバーボンベースの「ミントジュレップ」というカクテルです。ミントとバーボンと砂糖を混ぜ、キンキンに冷やして飲みます。
エリック・クラプトンがジムビームを愛飲していたのも有名ですし、フランク・シナトラというジャズボーカリストがワイルドターキーを愛飲していたり。
ロックなりジャズなり、アメリカの音楽に密接に関係しているお酒です。日本人でもロック好きやジャズに凝ってるおじさんはバーボン好きが多いです。
うんちく語ることとも相性がいいの……かも?
オススメの飲み方としては、がぜんハーフロックですね!ウイスキーと水を1:1で割る濃い目の水割りです。
バーボンの口当たりのきつさが緩和され、ほんのり甘みが出てくる。
しかも度数が半分ですよ。日本人向けのいい飲み方です。
ハイボールでもおいしいですよ。アメリカは暑いんでロックやらミストで飲むことが多く、低温になっても味が崩れないのがバーボンです。
ハイボールもウイスキーをキンキンに冷やす飲み方なので、相性はよかったりします。個人的にはI.W.ハーパーあたりがいいかと。
日本ではバブル期(おそらく)にバーボンのストレートをかっ込むのが流行ったみたいですね。
バーボンのもう一つの特徴として、ラベルやプロモーションがおしゃれなのが特徴です。
たとえばレベッカやクレメンタインなどは女のコがラベルに登場していたり、ブラントンのコルクキャップにはいくつもギミックがあったりしてコレクションするのも楽しいです。
ラベルで選んでみるのも面白いかも?
レベッカ

クレメンタイン

ブラントン
http://item.rakuten.co.jp/kawachi/8024400203908/
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