誰も知らない“屋号”という販売戦略【その②】 | 保険営業、保険セールスで独立開業して最速・最短で軌道に乗せる方法

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おはようございます、田中正博です。

本日は前回の続き、
誰も知らない“屋号”という販売戦略【その②】
についてお話します。

前回の記事はコチラです。
http://36baiureta.com/755

前回は「屋号」にちょっと戦略を加えることで、ビジネスの可能性が「グン」と広がるという内容でした。今回は「屋号」そのものを作り変えてしまうことに隠された“ある大きなメリット”についてお話しましょう。

では、その“ある大きなメリット”とは何か?
「屋号」はいくらでも量産できるということです。

例えば、僕の会社は「■株式会社おまかせホットライン」ですが、
この会社の下にこれらの「屋号」があります。

■日本賃料適正化相談センター
■日本雇用助成金申請センター

そして、これらの「屋号」の下には
それぞれ独立した販売モデルが存在します。

・名刺
・ホームページ
・メールアドレス
・電話番号/ファックス番号
・DMパッケージ
・小冊子
・パンフレット
・営業ツール
・契約書類
・請求書
・その他営業活動に必要なもの

つまり、「屋号」ひとつにつきひとつの「事業体」を成しているわけです。

たまに名刺交換をすると、業務内容に、

あれもできます。これもできます。
こんなことや、あんなことまでできます。
何でもやらせてもらいます!

・・・的なお品書きが記載された名刺を目にすることがあります。そして案の定、誰を相手にビジネスをしているのかも分からない。しかし、「何でもできる=何もできない」と同義です。よく言われるように、総花的な内容では「へー、いろいろやってるんですね~」で終って結局は誰の印象にも残らないでしょう。

要は、街角に立って、「みなさん!」と呼びかけるか。「そこの赤い帽子のあなた!」と呼びかけるか。「赤い帽子のあなたは!」はどちらの掛け声に振り向くか?その違いです。

印象に残らなければ見込客から選ばれることもありませんから、その意味では、「入口はひとつに絞って出口を広くする!」という選択が賢明なわけです。

とはいえ、入口をひとつに絞り込むというのは他を「捨てる」ということです。
そうなると、僕のようにいろいろやっていて、「とてもひとつに絞り込めない・・・」という方にとっては二律背反のジレンマを抱えることになります。

そうかといって、セールスでは「ワンセールス・ワンアイテム」が大原則ですから、ひとつに絞り込まないと成果も出ない・・・。そこで、「屋号」を量産するわけです。

例えば、僕の場合ですと、「■日本賃料適正化相談センター」ではテナント賃料減額コンサルをやっていて、「■日本雇用助成金申請センター」では助成金獲得コンサルをやっています

もちろん、これら異なる2つの事業を、「■株式会社おまかせホットライン」というひとつの会社でやっていることにすることも可能です。しかし、それをあえてしないのは「入口はひとつに絞って出口を広くする!」という戦略に他なりません。

また、そうすることで、実はメチャメチャ大きな“副次メリット”があるのです。

それは何か?
おそらく今からお話することはどんなセールス本にも書かれていないことです。
いわば、ちょっとした「企業秘密」でもあります。

もったいぶらずにお話しますね。

言い方は悪いのですが、このように別々の「屋号」を名乗ることで、“一匹の魚を複数の釣竿で釣上げることができる!”のです。

【比較検討】
1匹の魚を1本の釣竿で釣上げる
VS
1匹の魚を10本の釣竿で釣上げる(それぞれ別のエサ)

釣果の確率はどちらが上か?


例えば、ここにあるリストがあったとします。
そのリストに1回目は「■日本雇用助成金申請センター」の「屋号」で助成金獲得コンサルの集客アプローチを行いました。その結果は当然、

(1)反応あり
(2)反応なし
の2つに分かれます。

その後、「(2)反応なし」はフォローアップによって「(1)反応あり」に転換させようと試みます。しかし、それでもやはり、「(2)反応なし」は残ります。ここで、そのままフォローアップを続けることも可能ですが、でも別の選択肢もあるわけです。

そうです。
「■日本賃料適正化相談センター」の「屋号」でテナント賃料減額コンサルの集客アプローチを行うこともできるのです。(※その逆もしかり)

通常では同一リストで「(2)反応なし」の見込客に何度も何度もフォローアップを行うと、「しつこい!」となるわけですが、ところが、この場合は違います。

なぜなら2つの「屋号」を同じ会社がやっていることを見込客は知らないからです。さらに、別の切り口を用意することで、もう一方の切り口では反応しなかった見込客が反応してくる可能性もあります。(※実際、反応してきます)

要は、同一リストで切り口を変えてシャッフルするのです。

このように「屋号」を量産することで、ビジネスをひとつに絞り込むジレンマから解放されます。そのうえ、多面的な集客アプローチも可能になるわけです。

「屋号」には登記も登録も不要です。
個人でも法人でも自由に今日から名乗ることができます。

しかも、いくら名乗ってもそのコストは0円です。

前回の記事と併せて、
http://36baiureta.com/755
“屋号”という販売戦略に対する理解を深めてぜひ実践に活かしていただければと思います。


本日も長文をお読みいただきまして
ありがとうございました。


株式会社おまかせホットライン
田中正博

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