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こんにちは、田中正博です。
さて、今日はある有名なエピソードをご紹介します。
ご存知の方もいるでしょう。
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季節はまもなく春。
ある晴れた日の昼下がりのことです。
場所はニューヨークのとある公園。その公園で一人のホームレスが物乞いをしていました。彼は首からプラカードを下げていて、そこには次の言葉が書かれていました。
Ⅰ am blind.
そう、彼は目が見えなかったのです。
けれど、人々はただ素通りするばかり。誰一人として、彼にお金を恵む者はいませんでした。その様子を、芝生に座ってずっと眺めていた一人の男がいました。
夕方になると、その男は立ち上がり、少しばかりのお金をホームレスに恵んであげました。そして、ホームレスに気付かれないようにそっとプラカードに「ある仕掛け」をしてあげたのです。
それからしばらくすると、ホームレスに驚くべき事態が起こります。
その男にお金を恵んでもらってから人々が次々にお金を恵んでくれるようになったのです。
それまで誰一人として恵んでくれなかったのに、その男に恵んでもらったときから、お椀はコインで溢れ、そのうえ人々は同情の声まで掛けてくれるようになっていました。
なぜだ?
彼は魔法使いなのだろうか?
実際、その男は魔法使いでした。
彼はホームレスのプラカードをこう書き変えていたのです。
Spring’s coming soon.But Ⅰ can’t see it.
(春はそこまで来ているけど、私はそれを見ることができない)
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これは実話です。
登場する「魔法使い」も実在する人物でこの人のエピソードとして広く知られています。
フランスの詩人・文学者
アンドレ・ブルトン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3
さて、いかがだったでしょう?
このエピソードは「言葉」の重要性を知るうえで非常に示唆に富んだものです。とりわけ、「書く」という行為について真剣に考えさせられるのではないでしょうか。
「セールス文章がうまく書けない・・・」
「書くのがどうも苦手で・・・」
たまにこんな相談メールをいただきます。
でも今はそう弱音を吐いてはいられない時代です。これだけ情報が容易に入手できる時代にあっては、消費者は売り手の話に素直に耳を貸さなくなっているからです。
だとすれば、僕たち売り手はどうしたらいいのか?
「書く」ことで突破口を切り拓くしかないのではないでしょうか。にもかかわらず、「書く」という行為と真剣に向き合わない。あるいは、苦手だからといって投げ出してしまう。これは、ある意味で、試合放棄に近い。僕はそう思います。
とはいえ、いざ書こうと思って、PCやノートを前にすると何時間も固まってしまう。
書きたいけど、書けない・・・。
こんなジレンマで苦しんでいる人も多いでしょう。
実は少し前の僕もそうでした。でも、今はそうじゃない。あることに気付いてから、スラスラとはいかないまでも、セールス文章であれば、たいていは1日、2日あればどんな商品でも書けるようになったのです。
実は、セールス文章の本を読んでも、教材やセミナーでノウハウを学んでも、セールス文章は書けるようにはなりません。だから必死になって勉強するのはやめたほうがいい。
なぜか???
その理由を次回お話したいと思います。
それでは今日はこの辺で。