「どうでしょう?」にまつわるエピソード | 保険営業、保険セールスで独立開業して最速・最短で軌道に乗せる方法

保険営業、保険セールスで独立開業して最速・最短で軌道に乗せる方法

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以前、僕の傘ブランド、『盗まれない傘Tlaloc(トラロック)』 の店舗内装工事と看板設置の見積りを数社から取り寄せたときの話です。


見積金額は各社バラバラで内装工事にしても看板にしても金額は本当にマチマチ。業者によっては見積り金額が倍以上も違うところもあって、「なんでそうなるわけ?」と思わず首をかしげるほどでした。


で、面白いのは、見積り金額の高い業者さんに限って、後で必ず「どうでしょう?」と電話をかけてくるのです。

しかも、何度も、何度も。


これは偶然でしょうか?

おそらくそうでしょう。でも、内装屋さんも、看板屋さんも不思議とそうだったんですよね。


ま、そのことは置いときましょう。


問題はその電話です。

「どうしてお客さんの方から連絡するのを待っていられないのか?」と僕なんか思ってしまうわけです。


見積りを取るのは、お客さんにとってはかなりハードルの高い行為だといえます。

よほどの暇人でもない限り、冷やかしで見積り依頼なんてしないでしょう。だから、お客さんにニーズはあるし、放って置いても、本当に必要だったら自分から連絡するはずです。


その後、「どうでしょう?」という連絡がなかったので他社にお願いした。

そんなお客さんは本当にいるでしょうか?


いない。これが僕の結論です。実際、僕は「どうなりましたか?」と電話してこなかった業者さんに自分から連絡して工事のお願いをしました。おそらく99%、「どうなりましたか?」と電話をしてみてもセールスの結果は変わりません。それどころか、連絡して来ないお客さんは…


「うわッ、電話かかってきちゃったよ」

「別の業者に頼もうと思ってたのに何か気まずいな…」


こんな風に思っているのが本音だったりします。

少なくとも僕はそうです。そして、こうも思います。


「できれば察してほしいんだよね」

「連絡しないということは『今回はナシ』だってことを…」


今の時代、お客さんからわざわざ「断り」の連絡を入れる方がまれでしょう。気まずいし、面倒だし、電話して相手から、ああだ、こうだ、と粘られても困る。だから、「どうでしょう?」と電話して相手から煙たがられるよりも、メールやハガキで、次のようのフォローしてくれた方が100倍いいと思うのです。


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○○株式会社様


本日はありがとうございました。

今回は○○○というご要望でございましたので、

○○○というご提案をさせていただきましたが、

この他にも○○○という特長がある

○○○というプランもございます。


もしもそのプランについてもお知りになりたいようでしたら、

すぐにプラン詳細とお見積りをお届けします。


その他、ご不明な点やご要望がございましたら、

いつでもお気軽にご連絡ください。


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あなたならどうでしょう?


ちなみに、「どうでしょう?」と連発してくる会社がたまにあります。ネット系のベンチャー企業に多いです。ネット系なのに、なぜか営業スタイルが「ド根性系」のアナログなのです。一度見積りや資料請求をしようものなら、その後モーレツな頻度で「どうでしょう?」と電話を掛けてくる。


これ、やめてもらいたいです。

というよりも、逆効果なので今すぐやめた方が良いです。上司の指示なのか、営業マニュアルがそうなっているのか、定かではありませんが、「ノルマが大変なんだね」と傍から見ていて痛々しいです。


・連絡なし=「断り」と同義

・「どうでしょう?」という確認電話=成果に関係なし


そろそろこの図式を理解してもらいたいものです。



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