ホベルト・サトシ戦 | CARPE DIEM BJJ 岩崎正寛の独り言

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日々の考察、気づき、試合レポート、昔話などを交えて柔術を語る


私は今回のQuintetはこのために呼ばれたと言っても過言ではないサトシ戦が実現した。
サトシは二戦一本勝ちを決めて私と当たったので疲れが見えたが関係は無しだ。
自分の番が回って来るとき身震いがした。
武者震いと言う奴を初めて経験した。
序盤はスタンドレスリング合戦お互い組み手を探りタックルを飛ばす。
するとサトシが引き込んだ。
いきなり三角を狙ってきたが私も正確に外す。
そこからパスゲーム私はニーシールドのサトシに対してニースライスで応戦した。

その後も終始パスゲームが続いたがここでサトシに指導が入る。
パーテールポジションから始まるが私はサトシの反応が速く深追い出来なかった。
またスタンドに戻りレスリング戦が始まる

そね中でサトシがアームドラッグを仕掛けて来て危ない場面があったが私も両足タックルでテイクダウン。
またパスゲームになるがサトシも三角などで応戦。


極めてやろうと言う気持ちが伝わってきたが私も負けじと応戦。
柔術的にもハイレベルな攻防になったと思う。
最後はサトシが私を三角に捕らえたが私は両手を三角ロックの中でしっかりクラッチを取っていたので回避。
試合が終わった。



サトシは強い。
分かっていた事だが彼の輝くようなファイトスタイルに戦いながら憧れと尊敬をした。
今回こう言う場で戦ったがいつか公式戦の舞台でも戦いたいものだと思う。
いつかまた戦おうとサトシに言うと彼は人懐っこそうな笑顔で笑った。
そしてその後チームメイトの世羅が頑張りCARPE DIEMチームは優勝。


私は団体競技などはやった事が今までなかったが、その優勝で自分が泣くとは思わなかった。
しかし皆で手に入れた勝利だからこそ感動したし嬉しかったのかもしれない。
そして勝利者インタビューで今の婚約を発表。
これが今の妻に対しての実質的なプロポーズになり結婚。
とまぁそんなサプライズも実はこっそりやって終えたこの大会。
非常に想い出深い大会だった。