母の過去 926 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

926
 
 
母が仕事から帰ると今までと違い屋根も壁もあるガレージに
車を止め満足そうに眺めるのです。
それを見ていた僕に気が付いた母は言います。
雨ざらしと違いこれだと洗車代が今までの半分以下ですむから良いと
言うのですが、
増築した建物を建てる金額を考えると
今までの洗車代の10倍をこれから
一生払い続けても 建物代より安く済むと思った僕は
母に言うと母は無言になります。
細かい浪費の事を思うのなら
大きな浪費の事を考えて行動して欲しいと思うのですが
今さら何を言った所で馬の耳に念仏、暖簾に腕押しです。
母も解っているとは思うのですが、
どうも自分でも止める事が出来ないのです。
今までは男以上に所得があったからかもしれません?
でも本当に増築費用はどうしたのでしょう?
家の財布は母が握っています。
父はへそくりをするような性格ではありません!
母の小口の定期預金が沢山あるのですが
一度に満期になっても増築費用には程遠い金額です。
何度も聞いたのですが 僕には関係がないと言うだけです。
もしかすると退職金の前借をしたのかとも考えましたが、
以前に書かせていただいたように 退職金は妹に帰さなければいけないのです。
行き先が決まっているお金を使いこむ事は さすがの母もありませんから
今でも増築のお金はどうしたのか解らないのです。
と言うか 今聞いても母は忘れていると思うのです。
妹達に聞いた事がありますが、
少し貯金があったのと違うと言うだけです。
少しの貯金で増築が出来るか?と言うと
自分で払うわけと違うからどうでもいいやんと言うので
もう気にしない事にしたのです。
家のリホームや増築を母は5回はしているのです。
普通なら建て替える方が安いと思うのですが、
ここがこうなら良いのにと思うと 
母はそこだけをリホームや増築をするのです。
そして年をとり今頃言うのです。
リホームや増築をしなければ2回は家が建て替えられたと
後悔先に立たずです。
本当に後悔してるのか解りませんが!

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