母の過去 751 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

751
 
 
新しい作戦とM銀行の店舗拡大でも
1位になれない母は
家で言い始めたのです。
これは1年中言うのですが、言う回数増え始めたのです。
それはもちろん海外旅行でも行こうかなと
家族に聞こえる独り言を言うのです。
誰も聞こえても何も言いませんが、
何かをする時の下準備をするのと同じで
独り言を言う回数が増えるのは
近々行くと言っているのと同じ事なのです。
妹もそれは解っていますが、
近所でも家の手伝いをする良い子だと評判の妹ですから
母は家の事を気にしないで
Yさんと海外旅行に行くのです。
肝心の仕事は新しい作戦を考えてからは
今までのお客様を大事にして
紹介とM銀行をメインに頑張るのです。
1位を狙う事は新しい作戦のゴルフコンペをしても
無理だと気が付き女の人の
カラオケやオカマバーに行く回数が増え
それなりに仕事もして楽しんでいるようでしたが、
そうそう楽しい日々は続きません!
それは僕がやんちゃ坊主になったからです。
なる素質は中学生からありましたが、
高校ではそれが開花して母が悩み始めたのです。
今から考えると 可愛い物ですが
母にとっては積み木くずしが家でおきるとは
考えもしなかったのです。
でも前向きな母は僕に説教をしないで
ほっとく事にしたようで何も言いません。
初めに書かせていただいたように
何でも話す家なので僕もやんちゃ坊主でも
言えない事もありましたが、
だいたいの出来事は話していたのです。
だから安心していたのかも知れませんが、
僕には言いませんでしたが、
そうとうに悩んでいたようです。
一時は休職をしたほどでしたから、
でもそれも半年もしないで復帰をすると
直ぐに5位以内に返り咲くのですから
相当に頭が良いのか 人付き合いが上手なのか解りませんが、
成績は元通りになるのです。
母が復帰するころは僕も落ち着き始めると良いのですが、
母が仕事に復帰したのは
僕をほっておこうと思ったからです。
落ち着き始めたのは18歳頃だと思います。
そしてバイトをしていたと思いますが、
高校は人より早くに卒業していました。
ですから僕の最終学歴は中学卒業です。
母と父と同じなのです。
 

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