母の過去 123 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

123
 
オイルショックは今では考えられないぐらい凄くスーパーのレジは人の列で
支払いが終わるのに30分以上かかったのです。
どうしてトイレットペーパーが無くなるなんて
話になったのでしょう???
今だと信じませんが あの時は日本中が信じたのです。
それに何と言っても父の仕事が急に無くなり
家族は大変だったのです。
母は貧乏にはなれてましたが、
今の状況を脱出するにはアルバイトを辞めて
何処か他で働かないといけない直ぐに考えたのです。
母が考えても田舎にそうそう働き口はありません。
知り合いの紹介で保険のセールスをする事に
したのですが、
ここで問題が発生しました。
母が考えもしてなかった事です。
それは生命保険会社で働くには
高卒以上が条件だったのです。
母に仕事を紹介して下さった方も
母は高卒だと当然のように思われていたのです。
母は自分は貧乏で中学卒業だとは言えなく
どうするかと悩んだ末に受験して合格したした
学校を卒業した事にして
履歴書に書いてしまったのです。
こうしなければ生命保険会社で働けないのですから
悪い事だと解ったいても仕方がなかったのです。
母の頑張りは凄かったのです。

 

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