今日は6月定例会の最終日。共産党市議団は「東京2020オリンピック・パラリンピックの中止に関する決議」を提出しました。北村議員が本会議場で趣旨説明を行い、賛同を呼びかけました。採決では自民、公明、維新の各党が反対に回り、賛成少数で否決となりました。どの党も反対討論を行わなかったので理由はわかりません。「黙って反対」の見本を見るような光景でした。それでも無所属議員の方5人が賛成してくださり、賛成10人となりました。
国民に我慢を強いる時には専門家の意見を踏まえた、と言いながら、コロナ禍の元での五輪開催にどのようなリスクがあるかさえ専門家に意見を求めない。それどころか、厚労大臣は尾身会長の発言を「自主的研究」と言い放ちました。
リスクを科学的根拠に基づいて検討せず、開催に突き進むことほど危険なことはありません。人の命に代えられるものはありません。