昨日(30日)2箇所のミニ演説会に来ていただいた方に五輪開催の是非についてシールで意思表示していただきましたが、9割が中止・延期でした。

「県境を越えての移動は自粛してくださいと言いながら、国境を超えて五輪はやる」、「PCR検査を増やすと偽陽性が出て医療が逼迫するので無闇には検査しない、と言いながら五輪の選手には毎日検査する」、「国内のワクチンが始まったばかりなのに、大会関係者には打ち終えておく」もう無茶な話ばかりです。

 

 数日前のブログで、3年前に奈良県が県域水道一体化対象市町村に行った意向調査について情報開示請求したことを書きました。今は市長も企業局長も一体化参加に前のめりですが、3年前はもっと慎重だったはずだ、その仮説を検証するために開示請求し、今日、コピー代650円を払ってその文書を受け取りました。

 やはり仮説は正しいと確信しました。「広域化を導入する際、望ましいと思われる形態を1つ選んでください」との問いに奈良市は「統合ではなく、施設の共同化または第3者委託制度の活用など、管理の一体化」に⚪︎をつけ、「市町村間で水融通を行うためには大規模な施設整備が必要なことや料金格差など事業統合を行うには課題が多い」ことを理由に挙げています。「単独」の選択肢がなく「広域化」のあり方を問うという設問の仕方自体問題だと思いますが、それでも今の姿勢とは全然違います。

 アンケートでは、施設共同化などの形態よりもメリットが多い場合は事業統合を行うべきであるとも答えていますが、私の質問に対し、メリットの根拠を示すことができず「試算はご破算にしたい」と答弁する始末です。

 3年前は「統合」を目指していなかったことがこの文書で明らかになりました。この文書をもとに質問したいのは山々ですが、改選後の議会になりそうです。ぜひ再選にお力添えをよろしくお願いします。