今日28日は県域水道一体化に奈良市が参加しないことを求める1327筆もの署名が市民団体である奈良市水道を守る会から市長宛に提出され、私も同席しました。これまで提出された分と合わせると2845筆にもなります。専門家や市民の意見を聞かずに決めるのはおかしい、浄水場をなくすと水道管路が長くなる。災害時の対応はどうなるのか、奈良市民にとっては3割もの水道料金値上げになるがどう考えているのか、など厳しい指摘が相次ぎました。水は命、水道を守ることは命を守ること。参加者のお一人がとっても良いことを言ってくれました。

 

夕方、私は議員の政務調査の一環として奈良市に対し、情報開示請求を行いました。3年前に奈良県から県域水道一体化の対象市町村に対し、意向調査が行われ、奈良市企業局がそれにどう回答したか知りたかったからです。今は一体化への参加を決めているわけではない、と言いつつ事実上参加ありきで、なし崩し的に既成事実を積み重ねて進めている奈良市企業局と市長。3年前はもっと慎重だったはずだとの私の仮説を検証するための資料請求です。議員として議会質問に必要だと言えば大概の資料は出してくれますが、この資料は所定の手続きが必要でした。と言っても複雑な手続きではなく総務課に行って、1枚の申請書類を出せば事足ります。