衝突事故
先日の立山山麓での出来事。
極楽坂の上は、ほぼ未圧雪バーンなので
時間が経つと、荒れたバーンに。
そこを滑ってて
トゥエッジをかけてたけれど
ボコボコバーンに負けて、内倒しちゃって
左側に膨らんだ、その瞬間…
背中にバーンと人がぶつかった。
僕は「あー左側から人が来たかー」
と、冷静でした。
転がり終えた後、ぶつかった人を見ると
スキーヤーで年配っぽかったので
身体を心配して
「大丈夫ですか?」
と何度も問うた。
その人はオジサンで
「大丈夫?」と問うている僕に対して
「スピード出たら右側へ行くルールがあるやろ!何考えとんだ!!」
と、意味不明な事を言ったり
「滑れないならスピードだすなよ!」
と、僕に対して怒りをあらわにしていた。
僕は
後ろから突っ込んだつもりはないし
自分だけが悪いとは思えなかったんだけど
その人の身体が心配やったし
お互い無事なら、罵倒されても構わないと思ったから、特に反論せず
相手の身体だけを気にかけていた。
今の僕は怒るの苦手やし
喧嘩も苦手な温厚な人柄になりましたから。
オジサンは、少し落ち着き
起き上がってようやく
「あーまぁ大丈夫や」
と、口にしてくれたので
僕は安心して、滑り出そうとしたら
「おいおい!、どこ行くんだ!待たんかい」
と、言うので僕はバインを外し
オジサンの前に行ったら
「これ、弁償せんかい」
と、大きく折れ曲がったストックを出してきた。
あ、それ折れ曲がってそんな形なのね( ゚ ▽ ゚ ;)
さっきから見てたけど
あまりにも綺麗な曲がり方やから
最初からそーゆー形かと思ってた(笑)
いや、そんな事はどうでもよい。
弁償しろと言われて、僕は反論に出た。
「いや、それは知らんわ!おかしいやん!
僕が後ろから突っ込んだわけちゃうで!
背中に当たってんから、お互いさまやん!」
オジサンは
「ワシは横から当てられたんや!そっちの姿なんか見てない!」
僕「いや、だから横に当たったなら後ろからじゃないやん!!僕もオッちゃんの姿見てない!
だから、お互い横に膨れたんやろ!
何言われても黙ってたけど、オッちゃんが弁償とか言うなら僕も言わせてもらうで!僕だけ悪いんちゃうで!」
と、言い争いになった結果…
そんな悪い人ではなかったのか
最終的には
「もーええわ」
と、納得してくれた。
人とぶつかる事、あるんよね。
どれだけ注意してても。
ましてや、僕スピードだす方やし。
自分が悪くなくても
ぶつかったら
チクショー!!なんて思いません。
まずは相手の身体が心配になる。
でもでも…
自分だけが悪い訳ではない場合
最初に下手に出ると
良くない結果になるかもなぁ~
と思っちゃいました。
かと言って、上から文句言うのもなぁ…
僕も悪いしね。どっちもやし。
ってか、言えない!!!
怒れないんすよ。
あ!!
最近怒ったことあったわ!
思い出した!
去年、奥伊吹のリフト乗り場で立ってると
誰か2人くらいが僕に突っ込んできた。
板が、ガチャコーン!いうたので
「あぁ~傷いったなぁ(´Д` )」
と、思いながら立ち上がり後ろを見たら
スキーヤーのおっちゃんだけが倒れてる。
見ていた人が教えてくれた。
「あの人がスキーヤーに追突したんやで!!」
3台玉突き事故ですわ。
指差した方向には、若いスノーボーダーの男。
リフトに乗ろうとしていた。
僕はそのスノーボーダーの男を追いかけた。
リフト乗る寸前で捕まえ
多分顔に怒りが出てただろうし
ウェアを引っ張りながら
でも優しい口調で(笑)
「ぶつかったら、謝りーや(°∀°)」
久しぶりに怒りを覚えてる自分にビックリでした!
その人を捕まえている手が異常に力入ってた。
勢いで投げとばさんばかり。
口調は我慢して柔らかく言ってるけど( ゚ ▽ ゚ ;)
その若いチャラボーダーは
「謝りました(´Д` )」
と、言うので
また腹たって
でも声を荒げたりはせず
「聞こえてないし、スキーヤーのおっちゃんからも僕からも、何も返事もらってへんやろ?
相手に分からなければ謝ったうちに入らんで」
と言い、僕は手を離した。
久しぶりに怒りましたわ。
んでその後、自己嫌悪ですわ。。。
あのスノーボーダー
あれから楽しくない1日を過ごしたやろうな。
悪いことしたなぁって。
自分なら落ちるやろなぁーって。
反省(´Д` )
あれ?何の話やった?
僕のいい人アピール?
いや、ほんまほんま。
そんなんちゃいますねん!
いい人じゃなくて小心者なんすわ。
怒る時はもちろんあるけど
性格的に向いてないんですわ。
小心が服着てるんですわ。
今回のブログ
結局
何が言いたいかと言うと…
山田ローラみたいな嫁が欲しいヽ(゜▽、゜)ノ