セッション
映画『セッション』を観てきました。

前評判はかなりの高評価が多い。
アカデミー賞3部門を受賞して
音楽映画史上、最高と称賛する声もあるくらい。
偉大な音楽家になりたいとジャズドラマーを目指し
名門音楽学校に入った青年が主人公。
僕はビッグバンドも好きだし
少しだけドラムもかじった事があるので
それもあって、とても期待して観にいった。
セッション
タイトルがいいじゃありませんか!
ワクワクする♪
しかーーーし・・・・
僕的には、あまりでした。
深い映画は嫌いではないし
ヒューマン映画は好きなほう。
でも、僕の求めていた映画とあまりにかけ離れていました。
会社でたまったストレスを減らせるような
スッキリしたものを観たくてお金を払ったのに
なーんか、いやな気持ちで帰宅。
ここからはネタバレ有りなので観覧注意。
簡単にストーリーを。
名門音楽学校に通い
音楽を勉強している主人公。
その学校には鬼の先生がいる。
その先生のバンドで主奏者に選ばれれば
音楽家としても道も見えてくる。
しかし、この鬼先生が軍隊並なんです。
人種差別的な発言や
無理難題な演奏を求めたり
体罰ももちろん。
追い詰められた主人公は
発表会の直前に交通事故を起こしてしまうが
主奏者から降ろされてしまうのが嫌で
血だらけのままステージへ。
しかし、最後まで演奏が出来ず
怒りを先生にぶつけて、退学させられる。
先生もだけど
主人公もそう。
なにせ狂気なんです(笑)
もう、ここまで観てみても
気持ちが落ちるばっかりなんです。
笑ったり、ワクワクする場面なんてない!
そして、鬼先生の指導で鬱になり自殺した生徒がでた事で
学校側は主人公にも、鬼先生の始動に問題はなかったか調査に入る。
退学して、ドラマーの道をあきらめた彼は
バイトしながら暮らしていたが
ある日、あるバーで鬼先生が演奏しているところに遭遇。
先生に見つかったが、先生は当時の鬼先生ではなく
優しい目で、色々話しをしてくれる。
『密告があり学校を辞めさせられた。
しかし、自分は厳しい指導についてくる
ホンモノの音楽家を育てたかっただけだ』と。
そして、主人公に
『今、バンドで指揮をとっているがドラムがいない
君の才能には目をかけていた。きてほしい』と。
主人公は再度、ドラムを始める。
そしてステージへ。
ステージで、演奏を始める前に先生がドラムへ寄ってきた。
主人公は笑顔でいた。
先生が一言
『俺をなめるな。密告者はお前だろ』
がーーーーーん(((゜д゜;)))
先生は、マイクで
『まずは新曲からはじめます』と。
主人公はまったく知らない曲!!!!
焦る主人公!
他の奏者は、みんな楽譜をもっている!
演奏が始まり、どうにか合わせようとする主人公。
しかし、ボロボロで
他の奏者から『おい!ちゃんとしろ!』
と言われるが、どうしようもない。
彼は愕然としてステージを降りる。。。。
が!!!
何を思ったか、ステージの戻るや否や
先生がマイクで『失礼しました。次はスローなテンポの・・・』
とMCしているのに、激しいドラムソロ!
そのまま横のベース奏者に合図して
曲を始める。
他の奏者もつられて演奏を始める。
先生は
『お前、殺すぞ!』
と最初は言っていたが、彼は気付いていく。
主人公が仕掛けたこの曲がが素晴らしい演奏に到達しつつある事に。
主人公のテクニックが、パワーが
他の演奏者を見事に引っ張り上げ
バンド全体が何段階も高い次元に到達しようとしている。
先生は、認めたくない満足感
それでもこの演奏に納得してしまう音楽家としての性
そのジレンマがありつつも
気持ち良く指揮をしてしまった。
そして、やがて曲が終わる。
が、主人公のドラムは鳴り止まない。
彼のドラムソロは更に勢いを増す。
満足感を得ていたフ先生も、ここで流石に焦りを覚える。
しかし主人公は『合図する!』と。
ここで、先生は、主人公の意図を理解して好きにやらせる。
主人公のあまりのドラムソロと強打により
倒れかけたシンバルを
先生が立て直すのだ!!
『大丈夫だ、そのまま続けろ』という表情で
主人公をサポートしつつ
ドラマーハイになっている彼を
上手く指揮していく。
やがて終わりを迎えるドラムソロ。
感極まっている観客。
そしてそれはただのドラムソロではなく
曲は終わっていなかった。
溜めて、溜めて、そして辿り着き
管楽器のハーモニーが曲に幕を下ろす。
瞬間、「セッション」は終わる。
スパッとエンドロールに入る。
え?!?!?!
潔すぎる終わり!!!!
最後だけはね、身体が震えた。
よかった!!!
でも、トータルで
やっぱり気持ちわるさが残った(笑)
観る時期が違えば
印象も変わるのだろう。
ってことで
ストレス発散のため、シンデレラでも観よう(笑)

前評判はかなりの高評価が多い。
アカデミー賞3部門を受賞して
音楽映画史上、最高と称賛する声もあるくらい。
偉大な音楽家になりたいとジャズドラマーを目指し
名門音楽学校に入った青年が主人公。
僕はビッグバンドも好きだし
少しだけドラムもかじった事があるので
それもあって、とても期待して観にいった。
セッション
タイトルがいいじゃありませんか!
ワクワクする♪
しかーーーし・・・・
僕的には、あまりでした。
深い映画は嫌いではないし
ヒューマン映画は好きなほう。
でも、僕の求めていた映画とあまりにかけ離れていました。
会社でたまったストレスを減らせるような
スッキリしたものを観たくてお金を払ったのに
なーんか、いやな気持ちで帰宅。
ここからはネタバレ有りなので観覧注意。
簡単にストーリーを。
名門音楽学校に通い
音楽を勉強している主人公。
その学校には鬼の先生がいる。
その先生のバンドで主奏者に選ばれれば
音楽家としても道も見えてくる。
しかし、この鬼先生が軍隊並なんです。
人種差別的な発言や
無理難題な演奏を求めたり
体罰ももちろん。
追い詰められた主人公は
発表会の直前に交通事故を起こしてしまうが
主奏者から降ろされてしまうのが嫌で
血だらけのままステージへ。
しかし、最後まで演奏が出来ず
怒りを先生にぶつけて、退学させられる。
先生もだけど
主人公もそう。
なにせ狂気なんです(笑)
もう、ここまで観てみても
気持ちが落ちるばっかりなんです。
笑ったり、ワクワクする場面なんてない!
そして、鬼先生の指導で鬱になり自殺した生徒がでた事で
学校側は主人公にも、鬼先生の始動に問題はなかったか調査に入る。
退学して、ドラマーの道をあきらめた彼は
バイトしながら暮らしていたが
ある日、あるバーで鬼先生が演奏しているところに遭遇。
先生に見つかったが、先生は当時の鬼先生ではなく
優しい目で、色々話しをしてくれる。
『密告があり学校を辞めさせられた。
しかし、自分は厳しい指導についてくる
ホンモノの音楽家を育てたかっただけだ』と。
そして、主人公に
『今、バンドで指揮をとっているがドラムがいない
君の才能には目をかけていた。きてほしい』と。
主人公は再度、ドラムを始める。
そしてステージへ。
ステージで、演奏を始める前に先生がドラムへ寄ってきた。
主人公は笑顔でいた。
先生が一言
『俺をなめるな。密告者はお前だろ』
がーーーーーん(((゜д゜;)))
先生は、マイクで
『まずは新曲からはじめます』と。
主人公はまったく知らない曲!!!!
焦る主人公!
他の奏者は、みんな楽譜をもっている!
演奏が始まり、どうにか合わせようとする主人公。
しかし、ボロボロで
他の奏者から『おい!ちゃんとしろ!』
と言われるが、どうしようもない。
彼は愕然としてステージを降りる。。。。
が!!!
何を思ったか、ステージの戻るや否や
先生がマイクで『失礼しました。次はスローなテンポの・・・』
とMCしているのに、激しいドラムソロ!
そのまま横のベース奏者に合図して
曲を始める。
他の奏者もつられて演奏を始める。
先生は
『お前、殺すぞ!』
と最初は言っていたが、彼は気付いていく。
主人公が仕掛けたこの曲がが素晴らしい演奏に到達しつつある事に。
主人公のテクニックが、パワーが
他の演奏者を見事に引っ張り上げ
バンド全体が何段階も高い次元に到達しようとしている。
先生は、認めたくない満足感
それでもこの演奏に納得してしまう音楽家としての性
そのジレンマがありつつも
気持ち良く指揮をしてしまった。
そして、やがて曲が終わる。
が、主人公のドラムは鳴り止まない。
彼のドラムソロは更に勢いを増す。
満足感を得ていたフ先生も、ここで流石に焦りを覚える。
しかし主人公は『合図する!』と。
ここで、先生は、主人公の意図を理解して好きにやらせる。
主人公のあまりのドラムソロと強打により
倒れかけたシンバルを
先生が立て直すのだ!!
『大丈夫だ、そのまま続けろ』という表情で
主人公をサポートしつつ
ドラマーハイになっている彼を
上手く指揮していく。
やがて終わりを迎えるドラムソロ。
感極まっている観客。
そしてそれはただのドラムソロではなく
曲は終わっていなかった。
溜めて、溜めて、そして辿り着き
管楽器のハーモニーが曲に幕を下ろす。
瞬間、「セッション」は終わる。
スパッとエンドロールに入る。
え?!?!?!
潔すぎる終わり!!!!
最後だけはね、身体が震えた。
よかった!!!
でも、トータルで
やっぱり気持ちわるさが残った(笑)
観る時期が違えば
印象も変わるのだろう。
ってことで
ストレス発散のため、シンデレラでも観よう(笑)