ヘルタースケルター
ビートルズの楽曲である。
意味は日本語で
しっちゃかめっちゃか。
映画、ダークナイトを観に行くつもりが
時間を間違えたので
沢尻エリカ主演の『ヘルタースケルター』を観た。

沢尻の濡れ場があるってほどの予備知識しかなく
ほとんど内容は分からず、ちょっと濡れ場観てやろか。くらいの気持ちで入った。
噂通り
いや噂以上に
エロかった!!
R15になっているが
R18でもいいんじゃない?
例えば16歳の子が親に頼んで映画館に連れていってもらっても
親と一緒に観る事は出来ないでしょう。
映画のっけから、かなりハードな沢尻のSEXシーン。
おっぱい!おしり!おっぱい!おしり!(///∇//)
この日、人が多くて
両隣には知らないギャルが座ってたんすけど
なんか、すげー気まずかったっす。
AVを知らない人達みんなで見てる気分。
こう書くと、ただただエロい映画に思われそうだけど
内容としては
あ、多少ネタバレかもです。
お気をつけあそばせ。
芸能界の頂点に立つ りりこ(沢尻)が主人公。
デブ専門の風俗店で働いていたが
全身を美容整形する。
事務所の社長曰く「目ん玉とツメと耳とアソコ以外は全部作り物」
その、この世のものとは思えない美貌で芸能界を昇り詰める・・
しかし、その美貌の維持には定期的にメンテナンスの必要があり
後遺症が彼女の身体を襲う。
新人の登場に焦りを感じ、己の身体の崩壊に危機を感じ
精神的に不安定になっていく。
良くも悪くも沢尻エリカが抜擢されたこと
そして劇中でヌードを披露するということが注目されている本作だが
なぜ沢尻だったのかは本編を5分見ればわかるだろう。
あの「別に……」事件以来
おそらくは世間の大半が沢尻に対して持っているイメージが
劇中のりりこのイメージにあまりにもドンピシャで被るのだ。
高慢で気分屋で情緒不安定――しかし、圧倒的に美しい。
もちろんりりこをうまく演じられる女優はたくさんいるだろう。
しかしこの役のイメージにこれほど合った女優は沢尻を置いて他にいない。
話題作りとしての意味もあるだろうが
それ以上に本作をこのタイミングで公開するなら
主役は沢尻以外に考えられないのだ。
沢尻も本格的な復帰作ということでかなり気合いが入ったのか
はたまたりりこに自分を重ねたのか、役に入り込んだ迫力ある演技を見せている。
特に後半、りりこが精神的に追いつめられ、壊れていく描写は
女性の美への執着を垣間見た気がして
男性から見てもかなりくるものがあった。
沢尻エリカのヌードを観ることよりも
映画を観る意味のある映画だと思う。
そして改めて、沢尻エリカの美しさ可愛さにため息がでる。
しかしただ美貌だけの女優ではない事を
この映画で立証出来たのではないでしょうか。
いや~面白かった。
でも、やっぱエロい!!(*´σー`)