専門分野にいる方は、キャリアの問題で”辞められない”が多いです。
特殊技能を持つ方たちの業界は狭いので、パワハラを受けても耐えざるをえないことがあります。大学におけるアカハラが典型例でしょう。
先に結論を言えば、ここから逃れるためには、別のコミュニティに属するようにするのが一番の解決策です。今まで築いたキャリアの活かし方を考えるということです。
これは簡単なことではありませんが、現状の環境改善よりは簡単です。悔しいですが、現実的な解はこれです。
現状改善のために動くとしても、専門職の場合、パワハラ問題で目立つことが後々の転職に悪影響を及ぼすことがありえます。
パワハラ職場での環境改善に向けて行動を起こすとしても、最悪の事態に対する備えがなければ行動を進められません。転職活動や、起業に向けて副業などを始めているからこそ、心が折れずに済むのです。自分の安全確保のための行動が、職場環境改善のための行動につながるのです。ただ、その場合は、いまいるコミュニティからはじき出される覚悟は必要です。
いずれにしても、別のコミュニティを探しておくのが最も現実的な解となります。
もし年齢的な問題で転職も難しいとなれば、独立にむけて副業を選択
肢に入れておいてください。これも簡単ではありませんが、専門職として得てきた経験は必ず他の人の役に立ちます。その経験を活かして、社会貢献に乗り出してほしいと私は思っています。