皿倉山本格登山 | What a pandaful world!

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アラカンの専業主夫PANDAがつづる、
サッカー(ギラヴァンツ北九州)と音楽と料理のつれづれ日記。

北九州市民にとってはなじみの深い市内最高峰の山、皿倉山。

 

市民なら登ったことはほとんどの方はあると思いますが、だいたいはケーブルカーとスロープカーを利用して登ることが多いのではないでしょうか?

 

でも今日はそこを歩いて登ってピクニック気分を味わおうということで行ってまいりました。

 

昨日15時間寝たSHIGEは朝から張り切ってお弁当を制作、準備は万端です。

 

朝から北九州イノベーションギャラリーギャラリーに楽しい文房具の世界展を見に行って、それから皿倉山のケーブルカー山麓駅に着いたのが正午ごろ。

 

すでに結構おなかがすいていたのですが、もっとおなかを減らして山頂でお弁当を食べようということで登山開始。

 

一般車両はここまでしか行けないのですが、歩いて行こうとすると、豪雨の影響か、「2合目付近で道路崩落のため通行止め」との看板があるので、もしかして歩いてでも行けないのかもしれないと思い、ケーブルカーの駅の人に確認。

 

すると、車両は行けないけど、歩きだと崩落個所の手前でう回路の案内をしているのでそれに従えば通れるとのこと。

 

気を取り直してスタート。

 

しばらくは一般的な「表登山道」と呼ばれる舗装道の車も通れる道を歩きましたが、

http://www.hobashira-aigo.jp/1_hobasira/course_map/sarakura.html

 

1㎞ほど歩くと車両は通行止めのバリケードが。

 

もう少し行けば歩行者も止められる迂回の案内があるのだろうと少し行くと、左折して森の中を歩く別コースがあり、「どうせ迂回するのならこっちで行くのもありかも」と思ったのが運のつき、それはこちらの「表登山道を約1kmほど登った地点から左折すると、5分程で国見岩コース入口に到着」と書いてある道だったのです。

http://www.hobashira-aigo.jp/1_hobasira/course_map/kunimi_iwa.html

 

最初のうちはきれいな花を写真に撮るぐらいの余裕もありましたが

 

そこからは全くの未舗装路、どころの話ではなく、前から人が来ればすれ違うこともできないほどの狭い道でところによっては左の崖に足を滑らせようものなら命の保証もないような道なき道を進む羽目になりました。

 

英彦なんか小学校5年生ながら「無理、無理ー」と泣いてSHIGEに手を引いてもらってなんとか通ることができました。

 

 

これは写真を撮る余裕があるぐらいのかなり楽な場所です。

 

さすがに15時間寝ていた人は元気です。

 

 

途中景色が開ける場所に元気をもらいながら歩くこと1時間45分、ついに頂上近くの「恋人の聖地」天空ドームの」姿が見えました。

 

最後の力を振り絞って歩くこと数分、在福各局のテレビ塔が立ち並ぶ山頂に到着しました。

 

見渡せばよく登ってきたものです。

 

軽いピクニックのつもりが思わぬ本格登山になってしましましたが、山頂でシートを広げてみんなで食べたお弁当はこれ以上は無いほどの最高の味でした。

 

もうその時は糖質なんか関係ありませんでした。

 

帰りはもう歩くのはこりごり、スロープカーとケーブルカーで下山、そのまま旧スペースワールド近くのシーサイドスパに直行、温泉で汗と疲れを流したのでありました。