コミュニケーション能力アップのための心理学です。

 

今般、中国のユニコーン企業の一つであるHimaraya から音声配信を始めた。

 

http://m.himalaya.fm/jp/podcast/358553/2

 

登録者数4億人以上という中国最大規模で、舛添要一氏、神田昌典氏、苫米地英人氏ら著名人が既に配信していた。
配信前に、中国最大規模の日本法人とはどのようなところだろうと、興味津々で同社を訪ねた。


2017年11月時点での「世界の主なユニコーン企業」(成美堂出版 「今が分かる時代がわかる世界地図」より)の11社のうち、米国企業が6社、中国企業が4社、日本企業はメルカリのみの1社であり、以前から中国のユニコーン企業に強い関心を持っていた。


まず驚いたのは、それほど広くないスペースで従業員もさほどいなかったことだ。
まあ、できたばかりの日本法人だから、こんなものだろうと納得。
次に驚いたのは、「録音はどこでするのですか?」と訊ねたら「スマホのディクタフォンという無料アプリが便利です」と言われたことだ。
私自身、今まで何度か音声収録をした経験があるが、いずれも外部から遮断されたラジオ収録用のスタジオだったので、無料アプリでの収録というのは“想定の範囲外”だった。
(中には、レンタルスタジオで録音するケースもあるそうだが…)


そういえば、最近、iPhoneだけで映画を撮影したプロの監督がいると聞いたことがある。

俳優はInstagramで探したそうだ。
Himarayaアプリを開いてみると、すべて無料で聴くことができる。
「いったいどうやってマネタイズしているのか?」と疑問を抱いたが、初対面で企業秘密を訊ねることは、さすがにはばかられた。


ともあれ、私自身の「常識」が完全に覆った。
「常識とは18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない」と言ったのは、かのアインシュタイン。
私自身にしても、今までの人生で蓄積された先入観と偏見の塊である「自分の常識」が覆った。
投打の二刀流でメジャーで活躍している大谷投手を見ても、今や「常識を疑う時代」に来ているのかもしれない。


このような次第で、私自身も無報酬で配信をすることになった。
再生回数を気にすることなく、少しでも(若い世代を中心とした)人々の役に立てれば、結果は後から付いてくるというのが私のポリシーだ。
個人的には、同社の今後がどうなるかを大いに楽しみにしている。