今年ヒットしそうな企画を私なりに考えてみました。
本命は100年を迎えた「相対性理論」(アインシュタイン)ではないでしょうか?
リケジョが教える相対性理論、ビジネスウーマンのための相対性理論・・・等々、様々な応用ができますよね。
「相対性理論」なんてわからないと思うでしょ。
ところが、すごいお助け素材があるのです。
「100分de名著」シリーズをNHKオンデマンドで観れば、一回当たり108円で観ることができます。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012039443SA000/
試しに第3回目を108円で観てみましたが、小学生でも理解できるという素晴らしさでした。
今のトレンドだと「漫画でわかる相対性理論」が一押しでしょうか。
対抗は、個人的な押しも含めて「格差」関連としましょう。
ピケティ氏の「21世紀の資本」がよく売れているようです。
もっとも、ピケティ入門とか「21世紀の資本」入門というのは中途半端過ぎるような気がしますので、ざっくりと日本の格差や不平等にもう一度光をあてるのがベターだと思います。
「相対的貧困率」「ジニ係数」の上昇、次世代を担う子どもの6人に1人は貧困、今年の相続税改訂はパラサイトシングルを育った家から追い出す制度にもなり得る・・・等々、切り口はたくさんあります。
実は日本は、ピケティ氏もびっくりの格差大国なのです。
「21世紀の資本」を読まなくても、「格差」を考える素材は私たちの身近にたくさんたくさんあるのです。
ダークホースとして考えられるのは、アドラーのヒットに続く素材としてウイリアム・ジェイムズあたりを挙げておきます。
アドラー心理学ひとつであれだけたくさんのヒット作が出るのですから、ウイリアム・ジェイムズあたりで次なるヒットを狙ってみるのはいかがでしょう?
余談ながら、昭和の時代を回顧して「昔はよかった」という風潮がありますが、昭和の時代には石川達三氏が「青春の蹉跌」で主人公に「学生運動華やかな今の時代」より明治時代のほうがよかった(格差が少なかった?平等だった?記憶曖昧失礼)という趣旨の台詞を与えています。
誤解なきよう申しますと、懐かしく回顧することは人間の幸福感を高めてくれます。
あなたも、昔の楽しかったことを思い出してみて下さい。
小学生のころ、中学生のころ、はたまた大学生のころ・・・。
じんわりとした幸福感が訪れませんか?
誰もが自分の心の中に幸福になるための大きな財産を持っているのです。
会社にしても、個人にしても、自社や自分の中にある貴重な財産に(少しの時間でいいですから)目を向けると、思わぬ大発見があるのではないでしょうか。
楽しかりし時代に観た映画をDVD で観るのもいいでしょうし、懐かしの場所にふらりと立ち寄るのもいいと思います。
あなたの中に入っている貴重な財産が次々と連鎖的に見つかることを、心からお祈りいたしております。