昨日、私はお子さんのことをしっかり考えてあげて下さい、という内容のブログを書きました。


しかし、本日はいささか反省しております。


中学受験生をお持ちの親御さんの中には、ワーキングマザーも少なくないでしょう。


以前、拙ブログの「読書ブログ」で「ビジネスマンのための「行動観察」入門」をご紹介しました。


http://ameblo.jp/masahiko-shoji/entry-11947692739.html



この本の最初が、ワーキングマザーの行動観察なのです。

著者がワーキングマザーに(承諾を得て)密着して、行動を観察するのが最初に出てきました。

それを読むと、ワーキングマザーは仕事から帰って一息つくかつかないかで子どもを迎えに行き、買い物をして、夕飯の仕度をして、洗濯などの家事もするという、著者自身が信じられないほどのめまぐるしい忙しさだったそうです。

(現に、あるお母さんの走る自転車に付いていくのも大変だったそうです)

にもかかわらず、夫からの感謝という「心の報酬」もほとんど得られないそうです。


昨日、受験生の親は本当に辛いと書きましたが、私なんて子どもの面倒を見ていればよかっただけの気楽な身分でありました。

体を壊して弁護士業務ができませんでしたので・・・娘の世話を集中的にやることができたのです。

(もちろん、体を壊す前も娘の面倒は見ていましたが、中学受験など考えてもいませんでした)


ワーキングマザーの大変さを事前に書籍を読んで知っていたにもかかわらず、そういう大変な方々に対する配慮が完全に欠けていました。

きっと、気楽な身分の男が上から目線で書いていると、不快になられた方々もたくさんいらっしゃったことと拝察いたします。


そのような大変な思いをされている受験生の親御さんに対して、私があれこれ注意をする資格などありません。

本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m


ただただ、ご自身とお子さんの心身のご健康をお祈りする次第であります。