本日ご紹介するのは、「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」(尾形真理子著 幻冬舎文庫)です。


家の近所の小さな書店で「店長お勧め」で買った本です。

「多くの女性が共感している素晴らしい本」とのPOPが付けられて、文庫本コーナーの一番目立つ場所に置いてありました。


多くの女性が共感している本とはいったいどのような本なのだろうか、と思って買ってきて読みました。


本書は、ルミネの広告コピーから生まれた5つの物語を収めています。


第1話は、高校時代に始めて付き合った彼だけと10年付き合っているネイリストのメイコが主人公。

なんとなく2人の仲がマンネリ化してしまって・・・。


第2話の主人公は、11年間、妻子ある男性と不倫を続けている36歳のOLクミ。

彼との関係をどうするか悩んでいて・・・。


第3話の主人公は、新聞社の契約社員として勤める35歳のチヒロ。海外から突然、一時的に本社に戻ってきた年下の好青年に憧れてしまい・・・。


第4話の主人公は、明日34歳になるアートディレクターのアユミ。明日が後輩の結婚披露宴でスピーチを頼まれていたが、事前に会った後輩の婚約者は元カレ・・・。


第5話の主人公は、会社の受付嬢をやっている29歳の正子。売り出し中の写真家である彼と長く同棲していて、結婚にたどり着く寸前に・・・。


彼女たちは、渋谷区神南にあるセレクトショップ「Closet」で新しい服を選ぶために、広い試着室に入ってあれこれ考える。


また、その店のオーナーの女性も、彼女なりのストーリーを持っている。



このような物語なのですが、残念ながら男である私には、よくわからない物語でありました。

そもそも、女性服に関するカタカナ文字が何を意味しているかもさっぱりわかりません。

アマゾンでも、大絶賛のコメントばかりなのですが、悲しいかな”女心”のわからない私であります。読んだことのある方がいらっしゃったら是非とも忌憚なきご感想をいただきたいと切に願っております。


試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)/幻冬舎
¥626
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